日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

渋谷駅前4月2日


 一年前までの繁華街では、金曜日というと、夜遅くまで、酒を飲む大人が多かったもので、以前、夜11時頃まで、東京で仕事をしていたころ、金曜日は帰りの電車の中が酒臭くてたまらなかったのを覚えている。
 今は、コロナの影響で、飲み屋は夜遅くまで営業できないと思うが、それでも、緊急事態宣言が解除されたこともあり、春の陽気に誘われて、明日は休みだからと言って、遅くまで飲む人たちもいたのではないだろうか。
 4月2日金曜日の渋谷駅前、ぼくが見たのはまだ三時頃だったが、駅前は大勢の人がいた。何をしているのかよくわからない人もいた。ぼくもただ、そこにいて、写真を撮っているだけなので、何をしているのかわからない人の仲間なのだが、とにかく、ごちゃごちゃとした雰囲気だと思った。
 新宿は定住する外国人たちが多く、狭い道に髭を生やした異国の人たちが大勢集まっていて、異国の言葉が飛び交うなんていう様子は、まさに、違和感を感じるのだが、今の渋谷駅前には外国人があまりいないのに、このごちゃごちゃとした雰囲気に何となく違和感を感じてしまう。ただ、これが都会というものだろうか。
 それにしても、コロナの新規感染者数は減らない。減るどころか、第4波を思わせる数字だ。2日の新規感染者数は全国で2579だという、死者数はまもなく1万になろうとしている。このまま増え続けるのだろうか。一年以上続いた新しい生活スタイルにも早く慣れないと行けないが、やっぱり、「ふれあい」の少ない世界は寂しいものだ。

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