落ち椿
今週に入ってから二日続きで、風が強かった。月曜日は晴のち曇の天気で、風はそれほど強くはなかった。
散歩していたら、真っ赤な椿が散っているのを見つけた。「落ち椿」と言えば、春の季語、俳句の一つもひねれたらいいがと思いながら、取りあえず、写真に納めておいた。
火曜日は雨も降り、強風が吹いた。北国では大雪だったそうで、大変だったことと思う。天気予報によれば、これが、春の嵐だと言っていた。嵐が来れば、椿も散るだろう。そして、その後には少しずつ暖かくなる。
雨の音、風の音を聞きながら、春の頂点が一歩一歩近づいてくる。その足音までが聞こえてくるようだ。