日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

人形浄火和め祭


 川崎市にある琴平神社で、人形浄火和(なご)め祭というのがあるそうだ。


 「皆様からお預かりした人形のお祓いを三月七日15時に催行致します。」

 

 人形を浄火(じょうか)し、宿った魂をなごめてから人形を焼却するということのようだ。


 人形の魂をお祓いするという話は映画か何かで知っていたが、こんなに多くの人形が展示されているのを見たのは初めてだ。


 人形には魂が宿っているので、簡単には捨てられない。お祓いをきちんとしなければならない。テレビか映画でそういう話を聞いていたせいか、少し怖い気がした。


 それにしても、この人形の数には圧倒された。写真を撮るのも憚られるほどだった。


色とりどりの小さな花たち!


 暖かい日が続いたが、再び寒くなると言う。とはいえ、やはり、暖かかったせいだろうか、近所を歩いていると、梅の花だけではなくて、その他、赤や白や紫といった色の、色とりどりの小さな花があちらこちらで咲き始めている。


 上の写真は「木瓜の花」だと思うが、図鑑などによると、3月ごろ咲くと書かれてある。やはり、暖かさで、それこそ、ぼけて咲き始めたのだろうか。そう言いながらも、小さな花がそれぞれに!春の到来を喜んでいるかのように見えるのは、うれしい。


木瓜の花(白)


ローズマリーの花


白梅


まだ蕾の多い紅梅


紅梅

春の小川と鴨!

 


 小川のほとりを歩く。
 水の音や鴨の動きに春を感じる。
 鴨の周りに丸い波紋が広がる。
 鴨も春の水を感じてるのか。
 およそ十数羽の鴨を見かけたが、
 活発に移動しては楽しげに泳いでる。
 同じ所をぐるぐる回る鴨。
 首を回し、ストレッチしてる鴨。
 一羽離れて自在に動き回る小さな鴨。
 仲間じゃないよと草むらで休む鴨。
 鴨たちを眺めて飽きることもない。
 そんな暖かい春が近づいてる。
 

コブシ膨らむ!



 コブシの蕾が膨らんでいると言っても、いちばん上の写真は今月1日の写真、次の二番目は14日の写真、三番目は22日の写真。見た目はほとんど大差ない。おそらく、見えないところに違いがあるのだろう。


 ところで、春を感じる要素は何だろうか。日没の時間、気温、風、花木、花粉といろいろあるだろう。日没の時間はわかりやすい。日に数分ずつ進んで、今は5時半ごろまで明るい。


 気温は三寒四温と言われるとおりだ。次第に暖かくなって、22日は気温22度前後あって、まるで初夏のような天気だったが、23日は15度、24日は10度と予想されている。なかなか前に進まない。


 花は梅の花が咲き始め、早咲きの桜を見れば、春だと感じるが、やはり、ソメイヨシノが咲く三月が待ち遠しい。風は北風が東風に変わり、感覚的に感じられる。と言っても、明日明後日は北風が吹くと聞いている。


 コブシの話に戻るが、この木は季節の移り変わりをどう感じて、蕾を膨らませているのだろうか。あまり変わりのない蕾のままの期間が長いように思うのだが、内部にエネルギーを貯めているのだろうか。そう思えば、少しは蕾のままのコブシもいじらしいと思う。

梅ヶ丘駅-羽根木公園



 小田急線梅ヶ丘駅北口を出て、徒歩3分のところにある世田谷区立羽根木公園の梅林、蕾もまだまだあったが、思ったより咲いていた。今週から来週にかけてがいちばんの見頃だろう。


 世田谷区では毎年、「世田谷梅まつり」として、いろいろな催し物をしているが、今年はコロナのせいで中止になったそうだ。少々残念な気もするが、美しい梅を見ることはできるので、それだけでも十分楽しめる。


 また、それぞれの梅の木には名札がついているのだが、覚えるのが面倒で、よく見ていない。それでも、赤、白、ピンク、それに、いろいろな形状のものがあって、おもしろい。


 人混みの具合はどうかというと、密集というほどではない。大きなカメラを抱えた人が数人いて、みんな接写したりしている。


 ベンチに座って、語り合う若いアベックや年老いた夫婦らしき二人連れもいる。それに親子三人らしい家族連れ、いろいろいた。ただ、みんな笑顔だったのがいい。春のピークがだんだん近づいていると感じられる光景だ。