日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

夏と秋の同居


この月が満ちるのは10日、

いよいよ仲秋の名月。
だが、今夜も熱帯夜。
残暑はまだ続いている。
夏と秋が同居している。
蟬の死骸が路上に転がり、
葉っぱが赤くなり出した。
秋は徐々に深まっている。


ムクゲ


 明るい日射しの中で咲いている木槿さわやかさに嫉妬を感じた。また、植物は昆虫などに花粉を運ばせて、子孫を増やすという。わたしはどうだろうか?

 

 子孫を増やすどころか、コロナ以後、他人と接することがほとんどなり、今年に入ってからはますます減って、さらに、この数ヶ月は、半径1キロ以内から出ることもなく、どんよりとした生活を続けている。


 人は他人と接することで、自分の世界を広げるのだが、コロナはその人の世界の広がりを封じ込めた。コロナはまるで、バベルの塔のようだ。


 もしかしたら、コロナウイルスは人類に警告を与えているのかもしれない。ついそう考えてしまうほど、この数年は人々の未来を暗くした。

 コロナもウクライナでの戦争も気になるが、世の中、何が起こるかわからない。さて、これから何が起こるのか、落ち着いて見ていこう。

季節の変わり目


 夕方の雲、まだ夏を感じるが、風は秋を感じる。季節の変わり目というものは、何とも不安定のな時だ。
 台風接近のニュースも気持ちを落ち着せてくれない。出かける時は、傘をリュックに入れてから出かけている。
 九月初旬、東の空は青空、西の空は黒雲、毎日こんな日が続いている。残暑と初秋のバトンタッチ、うまくいくかどうか不安だ。
 それでも、季節の推移を感じられるのは、やはり、日没と風だ。確かに夏は過ぎようとしている。秋にバトンを渡そうとしている。
 微妙な季節、大切にしたいのは、感性だ。時間や空間を超えて価値のある普遍の季節感だ。一期一会の季節を感じ取りたいと思う。


料理の記録22/09/05

<鶏胸肉の明太チーズ焼き>


 夏にいただき物の明太子が冷凍庫にまだまだ残っている。日曜日は、鶏胸肉の明太チーズ焼きを作った。鶏胸肉を小さめに切って、ボールに入れ、塩胡椒、料理酒を加え、しばらく置いておいてから、ピザ用のチーズ、明太子、片栗粉を混ぜ、フライパンで焼いた。お気に入りの料理の一つになった。明太子は他にもスパゲティ、チャーハンなどに使った。ただ、今回は載せていない。


 

<カボチャのそぼろ煮餡かけ>
鶏挽き肉を炒め、醤油、味醂、砂糖、それに水を入れて、煮込んだ。最後に水溶き片栗粉を加えて完成。


<納豆チャーハン>
材料はご飯と納豆と卵、調味料は醤油、鶏ガラスープ、胡椒だけ。


<小松菜納豆和え>
小松菜を茹でて、納豆、だし汁、醤油をくわえて和えた。


<小松菜さつま揚げの煮物>
材料は小松菜とさつま揚げだけ。だし汁と酒、醤油、味醂で煮込んだ。


<いなり寿司>
寿司の素を使って作った寿司飯に紅ショウガなどを加えて、市販の味付け稲荷に詰め込んだ。


<豆腐と卵の甘辛煮>
フライパンに削り節を敷いて、その上に食べやすい大きさに切った木綿豆腐を並べ、その上に砂糖、酒、めんつゆを振りかけて、蓋をして、しばらく中火で煮込み、しばらくしたら、蓋を取り、全体的に裏返し、また、蓋をして、弱火で煮込み、最後に溶き卵を全体にかけて、少ししたら、完成。


<茄子の挽き肉甘辛炒め>
あらかじめ茄子をレンジでやわらかくしておいて、フライパンに油を熱し、生姜、ニンニクを入れて、香りが出たら、挽き肉を炒め、肉の色が変わったら、茄子を入れて、味醂、酒、醤油、水入れて入れて炒めた。


<ポテトフライ>
ジャガイモを細長く切って、天ぷら粉をまぶして、フライパンで揚げ焼きした。


<サラダサンド>
夕食にポテトサラダを作っておいて、翌日の昼、ポテトサラダのサンドイッチを作った。

音符のような半月


20~25℃ぐらいの秋らしい一日、散歩すれば、秋風がふいている。
後一週間で仲秋の名月、半分欠けた月が夕方の空にかかっている。
ただ、電線が邪魔をして、月はさらに端っこを少し切られている。
秋雨と台風の中、久しぶりに見られた月なのに、ちょっと残念だ。