日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

最近の内食と鍋料理


 最近、おでん、鍋料理、煮込みラーメンといったものが増えて来た。鍋料理は簡単でいい。スーパーで買ってきた野菜や豆腐を切って入れるだけ。後はうどんを入れれば、もうそれだけで、暖まる。出汁はキムチや出汁ツユで作ればいい。飽きたら、スパゲティか、カレーライス、焼きうどん、焼きそばだ。他には鱈や鮭の料理、鶏肉料理どを作っている。
 ところで、ぼくはGOTOイートを利用したことがない。もともと、外食が嫌いなので、行ってみようという気がしない。外食産業が自粛要請で大変なのは知っているが、仕方ない。夜の店もそうだ。付き合いで行ったことがあるが、ああいう所で金を落とすのはもったいないと思っている。
 社会人になってからは付き合いで、外食もしたし、夜の店も行くようになったが、あまり好きではない。宴会もできれば、行きたくなかったし、今も行きたくない。ラーメン屋も一杯千円前後なのを見ると、もうだめだ。今年は仕事も収入も減っているので、なおさらだ。
 デパートもスーパーと違って、大変なようだが、これも、デパートは金持ちが入るところと決めていて、もし、入るとしたら、トイレを利用させてもらう時、あるいは、誰かに付き合って入る時だけだ。
 やっぱり、料理をするのは面白いし、工夫する楽しみもある。我が家で、自分の味付けで、ゆっくり食べられるというのは幸せなものだ。食べてくれる人がいないと、内食(うちしょく)もつまらないのではないかという人もいるだろうが、一人暮らしの時も、付き合いがなければ、だいたい一人で作って一人で食べていたことを思い出す。


[注]内食(うちしょく、ないしょく):古い辞書にはないが、少し前の辞書から載るようになっていることば、外食と反対のことば、中食(なかしょく、ちゅうしょく)というのもある。外食と内食の中間的なもので、買って来た調理済みの食材を家で温めるなどして食べるもの。

サザンカ!


バスで隣町の団地へ行って、散策した。

あちらこちらでサザンカが咲いていた。

赤や白やピンクの花弁に黄色い花芯が、

神秘的で、きれいで、思わず見とれて、

散歩の足を止め、写真を何枚も撮った。


いろいろな色の混ざり合う季節!


赤や黄や緑が混ざり合った木の葉の色、

飛び交うニュースも色々だが、

心の中も複雑な色が混ざり合って、

不安を煽られたり、旅心を誘われたり、

これまでになく複雑な心境の年の暮れだ。


用賀の町


 先日行った砧公園だが、最寄り駅の田園都市線用賀駅から公園までの道はとても興味深いものだった。
 まず、駅からして、ユニークだ。地下鉄の駅から地上に出るところが、円形劇場のような階段状になっている。エスカレーターもあるので困ることはないが、どこにもない形に少し圧倒される雰囲気でもある。
 駅近くの寺社を地図で確認すると、無量寺というのがあるので行ってみた。境内は広くないが、すぐ脇に特別大きなイチョウの木があり、木の下が黄色に染まっている。
 無量寺から砧公園まで歩いたのだが、途中「いらか道」という遊歩道があって、これも趣向を凝らした道だった。路面が灰色の瓦なのであるが、「瓦」と書いて、「いらか」と読むらしい。
 その歩道の面にはあちこちに百人一首が刻まれている。さらに、あちこちに灰色や赤い色の鬼瓦がある。水の流れもあるようだが、夏場限定なのか、冬のこの日は流れてはいなかった。
 駅の様子や「いらか道」や鬼瓦、それに百人一首にしても、なぜそういう風になっているのか謎が多い。とりあえず、ネットで調べてみたが、歴史的な意味が込められているらしいということはわかった。
 よくわからないままだが、ユニークな画像をいつまでも保存したままなのももったいないような気がして、とりあえず、記事をアップした。
 桜の季節も含めて、四季折々、楽しみ方があるらしいので、また、違う季節に行ってみたいと思わせてくれる町だ。






水に映るもの!


 美しい紅葉もいいが、水辺を歩いていて、川面や池面に木々の緑や、赤や黄の葉っぱの色が映っているのも趣があっていい。それに、青空も映していれば、思わず立ち止まって、シャッターを何度も押してしまう。

 時には黄葉が散って、水面を黄色に染める、あるいは、紅葉が赤い色に染める、また、春になれば桜の花びらがピンクに染めるというのもおもしろい。

 水鳥を眺めている時も、その泳いでいるのに合わせて、波紋が広がっているのも、まるで抽象画を見ているようで、楽しいものだ。水鳥の中でも、サギなどの影が水面に映っていたりすると一幅の会がのようだ。

 考えて見れば、水面に映るのも浮かべるのもよくて、要するに、水が作る自然の芸術のようなものが感じられたなら、何であれ、いいのかもしれない。