日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

ヒヨドリ!


 団地の中を歩いていると、「ギー、ギー」という鳥の声が聞こえてきた。見上げると、木の枝に止まっている鳥を発見して、しばらく立ち止まって撮影数枚写真を撮った。止まったまま、右を見たり、左を見たり、羽根をばたつかせたり、いろいろな仕草をしているかと思えば、急に甲高い声を出したりしている。


 家に帰ってから、図鑑で調べると、どうも、「ヒヨドリ」らしい。図鑑には「全長27.5㎝。スズメよりもずっと大きい中型の鳥で、その特徴から他の鳥と見間違えることはない。「ピーよ。ピーヨ」と騒がしく鳴く」と書いてある。 言われてみたら、そうかもしれないと言うような気もするが、ぼくには「ヒーヨ」とも「ヒーヨ」とも聞こえなかった。


 考えてみたら、鳥の鳴き声とは、ことばを学ぶうちに、このように鳴くのだと頭の中に植え付けられたもののように思う。カラスの鳴き声もよくよく聞いていると、「カー!カー!」とは聞こえない。ぼくには「ア~!ア~!」と聞こえることのほうが多い。鶏だってそうだ。ぼくには、「コケコッコー」とも聞こえないし、「cock-doodle-doo」なんて聞こえやしない。


 さて、話を戻すと、このヒヨドリ、かなり長い間、騒いでいた。仲間に呼びかけたり、他の鳥を威嚇したりしているように見えた。鳴き声も実はバラエティに富んでいたのだろう。声と姿で何かのパフォーマンスをしているのだと思う。


 遠くへ出かけなくてもいい。近くを散策しながら、耳を澄まし、目を凝らしていれば、団地の中でも豊かな自然は観察できるに違いない。これも、散歩の楽しみの一つだ。


料理01/30-レンコン料理


 この十日間、作った料理の写真を整理してみたら、ずいぶんいろいろなものを作っているのに驚いた。全部載せきれないし、サラダや卵焼き、焼きうどんや焼きそば、それに、おでんや鍋料理など同じようなものを載せてもしかたないので省略する。


 最近、特にはまっているのはレンコン料理だ。上の写真はレンコンと豚肉のチリソース炒め、以下、レンコンのきんぴらゴボウ、鶏肉とレンコンの甘辛煮などだ。その他,久しぶりに作ったものと言えば、ニンジンのチヂミ風焼き、麻婆茄子、チキンカツカレーライスなどを載せた。


 ニンジンのチヂミ風焼きは簡単でいい。ニンジン一本をスライスして、卵一個、片栗粉と小麦粉大さじ2杯を混ぜ、フライパンで直径ほぼ10センチ位の大きさにして、薄く焼くだけだ。できあがったら、酢醤油をかけて食べるといい。母が喜んで食べてくれるので、一週間に一回ぐらいの割合で作っている。


レンコンのきんぴらゴボウ!


鶏肉とレンコンの甘辛煮!


ニンジンのチヂミ風!


麻婆茄子ライス!


チキンカツを買ってきてご飯に載せて上からカレーをかけた、チキンカツカレーライス!

梅が咲いてた!


 そろそろ、梅が咲いているかもしれないと思って、週に一度は訪れている公園へ行ってきた。子どもたちがいっぱい遊んでいた。テントを張っている家族もいた。青空の下、公園全体がとても賑やかだった。


 梅の花は思った通り咲いていたが、ほんの数輪だった。それでも、春の到来を知らせてくれるうれしい便りだ。白梅、紅梅、いずれも美しい。花はそれ自体の美しさもあるが、何よりも季節を感じられるところがいい。もうすぐ、桃の花や河津桜が見られるのを期待している。


 公園内にある池の水にも春を感じることが出来る。二週間ほど前の夕方、ここへ来た時、氷が張っていたのだが、今は冷たい感じがしない。家に帰ったのは5時半頃だったが、まだ暗くなる前だった。一ヶ月ほど前、4時半ごろ日が暮れていた。春は明らかに近づいている。


 春といえば、3日の水曜日は立春だ。その前日の節分には、毎年、どこかの神社へ豆まきを見に行っている。拾う豆の量はどうでもよくて、ただ雰囲気を味わい、季節を実感するために行っている。だが、今年はそうした年中行事も味わえない。近所で見られる花や木から、季節を感じるしかないようだ。


あざみ野ガーデンズ!


 一昨日のことだが、前にも書いたことがある「あざみ野ガーデンズ」に行ってきた。コメダやマクドナルド、とんかつの和幸、スシロー等があるが、今は飲食店には入ろうという気がしない。ただ、マルシェというスーパーのがあって、地元横浜の安い野菜がたくさん売っている。また、ユニディで、家具類を見て歩くのは楽しい。


 その他、テニス、ゴルフ、フットサルなどスポーツ施設もある。人が楽しんでいる姿を眺めるのも面白い。ずいぶん上手な人もいる。テニス教室で頑張る人を見るのも、また、少年たちがフットサルをやっているのを眺めるのもいい。


 それから、蓮池もあって、散歩するのも気持ちがいい。この日は天気が崩れそうな一日で、雲行きが怪しかったが、傘を差すまでもなく散策できた。日が少し長くなって、5時頃日が暮れるのもうれしいことだ。夕方になると、イルミネーションが点灯し、それなりに楽しそうだが、日が暮れる前に家路についた。


 夏にはバーベキューをするところも開く。一昨年の夏は大勢の人で賑わっていたのだが、昨年の夏はどうだったろうか。行っていないのでわからないが、今年の夏にはぜひ、人が大勢来て楽しむようになっていたら、いいのにと思う。


 家が近づいたころ、丸い月が出ていた。29日の朝には満月になる。29日朝には見られなかったが、この月は今年最初の満月だ。アメリカでは先住民の間で、「ウルフムーン」と呼ばれているそうだ。真冬の食糧不足を嘆く飢えたオオカミの遠吠えにちなんでつけたとかいうことだ。


突き当たりがマルシェ。夕方、イルミネーションがつき始めた。


駐車場はいっぱいだった。


ゴルフの打ちっぱなしのネットの向こうには灰色の雲!


テニス教室らしく打ち方を教える先生と生徒たちがいた。


忘れられた黄色いテニスボール。


バーベキューをするところもあるが、今はやっていない様子。夏にはコロナが収まって、人で賑わってくれるとうれしい。


マガモ!


 一昨日の散歩の時に見ることが出来た鳥の中にマガモもいた。カルガモはいつも数羽で泳いでいるが、このマガモは一羽だけで泳いでいた。
 いろいろな表情をしている姿を数枚撮ってみた。まん丸な目、寂しげな目など。
 それにしても、黄色い嘴、深い緑色の頭、茶色の首筋、薄茶の羽,特に頭の色は少しグラデーションがかかっていて鮮やかだ。
 鳥の図鑑を見ると、カモの代表だとあるが、日ごろ、目にするのはいつもカルガモたちで、色もそれほどカラフルではない。
 ぼくは、この鮮やかな色の鳥のことを珍しく思った。同時に、他の鳥たちとは群れないこの鳥に、ひどく親近感を覚えた。