日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

渋谷駅2021年2月5日


 渋谷駅ハチ公口前、やはり、人が少ない。時間帯によっては違うのかも知れないが、これまで何回か記事にしているが、ここは時間帯に関わりなく、混雑していて、外国人が日本人よりも多いところだった。それが、今はひっそりとまではいかないものの、やはり人が少なくて寂しい。


 ところで、ニュースによると、アメリカではマスクをするのに反対する人たちがデモをしているそうだが、何とも不思議な話だ。日本ではコロナ以前から、冬の間はマスクをしている人が大勢いる。日本人の多くは、風邪、インフルエンザ、花粉症などへの警戒心が非常に強い。


 ぼく自身、満員電車でインフルエンザをうつされたことが二度あって、それ以来、毎年11月から3月までの間は、朝晩、電車に乗る際、防御のため、マスクをしている。コロナも恐いが、風邪もインフルエンザも恐い。それに、コロナは他と違って、症状のない陽性者が大勢いる。そう考えると、マスクをするのは当然のことだ。


 欧米ではマスクをする習慣がないようだが、世界で感染者数が1億人を、死者数が200万人を超えているのはこのせいではないか。もちろん、それだけが原因だとは思わないが、やはり、ウィルスを警戒するなら、まず第一に、マスクをするのが当然だと習慣的に思ってしまう。


 非常事態宣言期間は3月7日までだが、それまでに、一日に発見される感染者数がもっと減れば、宣言も解除されるだろう。そうすると、また、渋谷駅前に限らず、各地で出歩く人が増えるだろう。人が密集するようになると、また感染者数増が心配になる。とにかく、早く落ち着いてくれることを願うばかりだ。


鳩森八幡神社の河津桜!


 木曜日の夜はなかなか寝付けず、結局、一時間ほど眠ったようで、翌朝は、ひどい睡眠不足のまま、日の出の頃、仕事に出掛けた。


 午後、仕事が終わってから、渋谷区千駄ヶ谷にある鳩森八幡神社(はとのもりはちまんじんじゃ)へ河津桜を見に行ってきた。


 境内には、幼稚園、棋士が棋力向上を願う将棋堂、それに、千駄ヶ谷の富士塚がある。冨士塚の登山口のすぐ脇に河津桜の木が数本立っている。


 開花した花びらを探したが、みな、今にも綻びそうなピンク色の蕾ばかりのようだった。だが、よく見ると、一輪だけ咲いていた。わずかな一歩だが、春が足を踏み出したようだ。


将棋堂





鳩森神社の詳しいことは以下のリンクへ!


ことばの力


 お寺さんからいただいたカレンダーの二月の一枚に、「力を抜いたとたん、世界がひらける」と書いてあった。何だか、気持ちが楽になることばだ。


 今、オンラインクラスの仕事を週に一度やっているが、昔から、写真やビデオを通して、自分が人に見られたり、自分で自分自身を見たりするのが好きじゃなくて、オンラインクラスが嫌でたまらなかった。そこへ、このカレンダーのことばだ。


 固くなっていた心がふと柔らかくなったように感じた。簡単なことだ。力を抜けばいいんだ。少し納得してクラスに臨んだら、オンラインもそれほど苦ではなくなり、少し、落ち着いたおかげだろうか、ミスも減った。


 言霊信仰というのがあるが、ことばには霊力が宿っていて、人の力を削いだり倍増させたりするらしい。また、かつて、「言葉の力」という本に出会ったことがあるが、ことばには本当に不思議な力があるようだ。


 さて、明日は6時起床予定だ。「これから、4時間半後には目を覚ます。それもスッキリと目を覚ますのだ」と、自分に言い聞かせて眠ることにしよう。ことばの力を信じてーーーーーー!

清流!


母の通院に付き添って行った、
病院からの帰りはいつものように、
小川のほとりを歩いて帰る。


ふと、聞こえてくる水の音、
眺めてみれば、石の間を流れる水、
淀みには赤い葉を浮かべる水。


ただ、見ているだけで、
サラサラとサラサラと清らかな、
白い音が流れている。


立春の青い空に漂う白い雲、
小川は青い空を移して明るい。
穏やかな気分になって河辺を歩く。


コブシ(辛夷)

 晴天の月曜日、いつもはバスで20分ほどかけて行く駅まで、母と二人で、よく知らない町をスマホの地図を便りに散歩してきた。途中、古墳があったりして寄り道もしたが、急坂や長い階段等を上ったり下ったりしながら、ほぼ1時間半かけて歩いた。


 途中、コブシの木があって、少し膨らんできている蕾が見えた。白くて柔らかそうな蕾だ。ウィキペディアによると、早春に他の木々に先駆けて白い花を梢いっぱいに咲かせると書いてある。と言っても、3月から4月にかけて咲く花だ。


 英名は"Magnolia kobus"、日本語に由来するという。韓国語も調べて見たら「コブ」という日本語に近い名前だ。ただ、「辛夷」と漢字で書くと、少しややこしくなる。辛夷は中国語で何かと尋ねると、木蓮だという。日本の白木蓮、紫木蓮を指すらしい。と書きつつ、すでに頭の中が混乱している。いつか整理してみたいと思っている。


 何はともあれ、コブシの蕾を見ると、春が膨らんで来ているように感じる。2月3日はいよいよ立春、静かな節分を終えて、春がスタートする。ただし、「暑さ寒さも彼岸まで」というから、3月20日の春分の日まで、寒さは続く。だけど、これからは、梅や桃の花、それに、河津桜の花を楽しみながら、ソメイヨシノの咲く季節を待ちたい。


辿り着いた駅。先日もアップしたが、たまプラーザ駅。スーパー、回転寿司店、大きな本屋、電気店(ケーズデンキ、ノジマ、ビックカメラ)など、たくさんあって買い物には便利なところ。