日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

真夏の六月、節約生活


 六月下旬、いつもなら、梅雨で、雨続きの時期だが、なぜか、25日は梅雨が明けた後のような真夏日になった。最高35度を超える猛暑日になった町も多かったようだが、群馬県伊勢崎市では40度を超えたという。


 梅雨の雨に暑さもあって、最近は出不精になっている。一日おきに夕方になってから、近所を散歩している。空を飛び交うカラスやスズメたちを眺め、ピイピイ鳴く鳥の声を聴いたり、小川を眺め、さらさらと流れる音を聴いたりして、心を慰めている。


 ところで、物価の上昇が止まらない。収入が減っているのだから、ぜいたくはできない。魚も食べなければと思うが、安いはずの鮭が一切れ150円から200円になっている。安いものばかり買って、1000円程度かなと思ったら、レジで1300円と言われて驚いたりする。


 魚は百均の缶詰で時々食べることにしようと思っている。とにかく節約しなければならない。食費も問題だが、光熱費も問題だ。水道、電気、ガスは徹底して節約している。それだけではない。交通費も節約している。なくても済むものは買わないことにしている。


ヤマモモ


 ヤマモモの木が団地の大通りにある。この季節はこの実が落ちて、路上を赤く染める。季節は変わらず流れている。


 だけど、世界は奇妙な方向に流れている。ロシアのウクライナ侵略。同時に食糧危機に陥る世界で、世界の大半を占める地域で独裁者が権力を強めている。


 日本国内では貧困層が増える一方で、物価は上昇し続けている。日本もアジアも世界もおかしくなっている。


 こんなひどい現実だけど、そんなこととは無関係に季節は流れ、ヤマモモの実が樹上に生り、アスファルトに落下している。


グラジオラス


 近所で咲いている花の中で名前を知らない花がいっぱいある。この花は何かとグーグルレンズで調べると、グラジオラスと出る。名前は聞いたことがあるが、実体を知らなかった。
これがグラジオラスかと思った。


 それにしても、花を愛でながら散歩できるのは本当に平和だ。家族や友人と会うこともなく、電車もバスもほとんど乗らない生活が続いているが、それでも、平和を感じる。


 ふと忘れていたことを思い出す。6月23日は沖縄では慰霊の日だ。77年前の想像を超えるような悲劇があったことを忘れてはいけない。誰もが極限状況にあった。兵士は鬼になっていた。


 あの沖縄の時と同じような状況が今、ウクライナにある。地獄は要らない。誰もが願っているはずの世界平和がどうしてこうも遠いのか不思議に思う。それでも、多くの人が願えば叶うのかも知れない。


 花を眺めながら思う。死の恐怖、生活が壊される恐怖などがない世界、花や鳥や月を愛でて楽しむ市民、季節の移り変わりを喜べる世界、これが平和だ。


アガパンサス



 アガパンサス、和名、ムラサキクンシラン。団地のなかを歩いていると、いろいろなところで、この花を見かける。

 この花を始めて知ったのは数年前だ。ある場所で、珍しい蕾を見つけて、そこを通る度に注意して見ていたら、そのうち開いて、こんな花なんだと驚いたのを覚えている。

 それ以来、この蕾や花を見かける場所が増えてきたように思う。こんなところにもあったんだと驚き、しかも、本数が増えてきている。

 美しい紫色に目を引かれる。母もこれには。また、その蕾の時の姿、花の様子が面白く、珍しい。この花がいっぱい咲いていると、母も足を止めて、「きれい!」とつぷやく。




〈白いアガパンサス〉

早すぎるNice終了

 [nice!]は、一日に100までしかできないというのはどう考えてもおかしい。

 読者登録しているブログの記事をすべて訪れて、[nice]できるのは半分もないだろう。

 今日は15:30ごろから打ち止め状態だ。例によって、「明日以降、nice!してください」のメッセージが出た。

 これからは、[nice]をするのも、慎重にしなければならない。[nice]したい時にできなくなるからだ。