先日、四年ぶりに横浜の海を見てきた。友人と久しぶりに会おうということになって、ふたりの中間地点である横浜で会うことになったのだ。
やはり、青い空と海と眺めるだけで、気分が晴れる。それに、豪華客船とも出会えた。
ゴールデンウィークということもあり、観光客が多かった。日本人ばかりか外国人も多かった。すれ違う人から、ベトナム語、中国語、英語などが聞こえてきた。
人混みは好きじゃないが、青い空と海と船、何もかもが美しかった。
五月は好きな季節だ。
近所を散歩していると、
至るところで、
いろいろな色の花が咲いている。
特に今は、薔薇の花が綺麗だ。
赤い薔薇は情熱、
ピンクの薔薇は上品、
オレンジの薔薇は絆、
紫色の薔薇は誇り、
どの薔薇も希望の色だ。
散歩中、見たことのない珍しい花を見つけた。面白い形だ。グークルレンズで調べると、クレマチスと出た。
クレマチスという名前は聞いたことがあるが、実物を見るのは初めてだ。他にも似たようなことが何回かあった。
これは、コロナ禍において、よかったことの一つだ。近所散歩が増えて、少しずつ花の知識も増えた。この数年の間にジャーマンアイリス、シャクナゲ、サクラソウ等々、いくつかの花の名前を覚えることができた。
〈ドイツアヤメ〉
アヤメの仲間が全盛だ。
それぞれに妖艶だ。
紫、白、黄色、
それぞれに美しい。
複雑な色もいい。
皆、季節のプレゼントだ。
〈コアヤメ〉
〈キショウブ〉
このところ、家の前でも、訪れた公園でも、シランが目につく。
かつては知らなかった花が、今では身近に見られる花になった。
知った後には何度も見かけるようになるというのも面白い。
それから、シランと言えば、「紫蘭」、つまり、紫色の蘭だが、中には白い「シラン」もある。
白い紫蘭というのも奇妙だ。自然界は人間界以よりずっと面白い。