日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

玉縄桜満開


 11日の午後、気温は18度まで上がった。近所の公園に行ったら、玉縄桜がほぼ満開だった。ベンチに座って、薄いピンク色のサクラを眺めた。


 春らしい天気の穏やかな午後、桜を見ながら散歩する人たちも多かった。人々が、カメラ構えて、アップの写真を撮っている。「春がきた」ことを実感する。


 桜咲く春はウクライナの状況とは関係なく、訪れる。だけど、世界の平和が壊されている。ロシアの暴挙は世界が団結して止めなければならない。


 まるで、SF小説に出てくる、恐ろしい近未来が迫ってきているようで、平和を感じることができない。無力な自分はただ祈るほかない。


 公園のそばにあるお,寺で祈った。世界中の人が花を愛でて、春を喜べる日が来ますように。ただただ、何事もない穏やかな平和が戻って来ますように。


黄色い花

〈フサザキスイセン〉


いろいろな花が咲きはじめた

スイセンの黄色、アブラナの黄色、
黄色は平和で、春らしい色だ。


だが、ウクライナでは人々が泣き叫んでいる。
多くの建物が壊されて、瓦礫となっている。
産科小児科の病棟が爆撃されたという。


77年前の3月10日、東京は焼け野原になった。
11年前の3月11日、東日本大震災が発生した。
今、ウクライナはロシアに空爆されている。


今、世界では黄色信号が点されている。
天災は耐えるほかないが、戦争は耐えがたい。
世界の平和でなければ、個人の平和もない。


〈アブラナ〉


〈オオキバナカタバミ〉

ヒヨドリ


 いろいろな鳥を見かけるようになった。中でも、ヒヨドリが多い。繁殖期なのだろうか。


 繁殖期といえば、近ごろ、あちこちで猫のオワーオワーという鳴き声が聞こえる。


 動物だけではない。人間も、出会いと別れの季節を迎えた。と同時に、春は恋の季節だ。


 それに、花たちも明るい花を咲かせている。ようやく春らしい春がやってきた。


黒須田川


 母の通院について行った後、病院の近くを流れる黒須田川の川辺を散策した。


 昨日の早淵川に続いて、今日もまたコサギが見られた。一羽だけ、ゆっくり歩きながら、何だか餌を漁っていたようだ。ちょっと不思議に思ったのは、アオサギなんかと違って、コサギはいつも単独行動だ。これはこの鳥の習性なのだろうか。


 鳥だけではない。花もいろいろと見られた。上の写真は、グーグルレンズによれば、ウキツリボクというそうだ。その他、椿、水仙、菜の花などいろいろ見られて、春分が近いと感じられた一日だった。


コガモ


スイセン


イエロークロッカス


ハナサフラン


アブラナ

早淵川

 ゆいばーちゃんさんの早淵川のブログに刺激を受けて、久しぶりに、母といっしょに、早淵川沿いを歩いた。川沿いを歩きながらの一駅散歩、およそ6キロ歩いた。


 川を覗けば、いろいろな鳥が戯れていた。日ごろ見かけないコサギ、カワウ、コガモ、それ以外にもいろいろ見られた。


 鳥だけではない。白梅や河津桜も見られて、心が安らいだ。やはり、自然はすばらしい。


 ただ、ウクライナ情勢を思うと、彼らの幸せを祈らずにはいられない。ウクライナの人たちが花や鳥を見て楽しめる日が一刻でも早く来ることを祈る。