日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

敬老の日の夕景と寝待ち月!


 今日の夕方、東の空を見ると、美しい夕景を見ることができた。赤と黒の空。母が思わず、きれい!と言うので、撮影した。自然が空をキャンバスにして描く芸術はいつ見ても美しい。



 日が落ちた後、8時頃、再び東の空を見ると、月齢16.7の月が昇っていた。右上側が少し欠けている(弦)。深夜過ぎ、この弦を右側にして中天に浮かび、明日夜明け後、弦を下にして沈んで行く。月齢は17.7日。居待ち月だろうか。居るは座ること。座って待つ月ということか。ちなみに、満月は15日。翌十六日の月はなかなか出ない(いざよう:ためらう)ので十六夜月(いざよいづき)、翌十七日は立って待つので、「立ち待ち月」、十八日は座って待つので、「居待ち月」、居るは座るの意味。次の十八日は寝て待つので、「寝待ち月」。月を見るのは楽しいものだ。



 ところで、今日は敬老の日だったが、こうハッピーマンデーが続くと、時間給で仕事をしていて、月曜日が仕事日の人にとっては、今週も来週も仕事がない。その次の次の週も月曜日は仕事がない。月曜日しか仕事のない人は4週間に一回しかないという残酷な話だ。
 それから、もう一つ、今日のニュースによると、日本人のうち、3588万人、全体の28.4%が65歳以上で、過去最高だとか言っていた。30%を越すとなると、何だか大変なことになるのではないかと心配になる。

物価上昇!


 日銀は物価を2%あげようとして、なかなか上がらないと言っていたが、ぼくの感覚からすれば、2%どころか、50%以上はあがっているように思えてならない。
 野菜は100円前後のものが軒並み200前後になっている。魚にしても、一切れ100円以下はない。果物も一個150円前後になっている。魚や果物は買いたくても手が出ない。カップラーメンなんか、いつの間にか200円前後になっている。
 ぼくはこれまで高いカップ麺を目にしても素通りして、いつも100円以下のものばかり探して買っていた。今日、スーパーで、いろいろあるカップ麺の中で、99円という棚があって、そこに一つだけカップ麺があった。「台湾まぜそば」というもので、これは安いと大喜びでカゴに入れた。だが、レジを通った後、レシートを見てがっかりした。「台湾混ぜそば185円」と書いてあった。
 ぼくの場合、収入が減っているのに、物価が上がって、貯金はあるものの、どんどん減っている。どうすりゃいいんだと思う。あと2週間ほどで消費税は10%に上がる。今の政府はお友達を助けて、庶民を苦しめる「苛政は虎よりも猛し」ということばがぴったりじゃないか。
 どうして、みんな今の政党を応援しているのか理解できない。庶民より金持ちのほうが多いのだろうか。今の政権のお友達のほうが多いのだろうか。そうだとすると、生活に困っている人は少数派なんだろうかと疑問になる。
 だけど、やっぱり、苦しいのは少数派じゃない。何しろ、スーパーの99円の棚には、ぼくが間違ってカゴに入れたカップ麺以外一つもなかったのだから。そう、庶民はみな百円以下のカップ麺を求めているのだ。
 どこを見ても、安い商品の棚は空っぽだ。庶民は高い商品に見向きもしていない。値下げ品をカゴいっぱい詰め込んでレジに並んでいる買い物客も少なくない。高いものを買うのはほんの一部の裕福な人たちだ。


百日紅!


百日と言われるだけあって9月半ばにもまだ赤い百日紅。

今日の満月 

昨日の月は十五夜の中秋の名月という。
そして今日の月は満月だという。
どこがどう違うのかわからない。
ともあれ、今日の月が満月だというので、
深夜一時頃撮影した。

秋の花!


今頃、近所で見かける草花!春や夏とは違って、華やかさはないが、それなりにかわいらしいものが多い。特にコスモスが素敵だ。まだ咲いている百日紅もいい。アジサイも枯れそうで、それなりに頑張っている。それにこれからはいろいろな実がなり始めるのだろう。そろそろ楽しみなのが、曼珠沙華、秋の彼岸の頃に咲く彼岸花だ。