2月8日(土)のことだ。世田谷で梅祭りをやっているという情報を知って、さっそく出かけた。小田急線梅ヶ丘駅を降りて、徒歩5分ほどのところにある羽根木公園。
公園に向かう途中、いろいろな国の人とすれ違った。中国人、西洋人、いろいろいた。新型コロナウィルスの心配もあったのでマスクをしていった。
さて、肝心の梅だが、まだ満開ではなかったが、人が大勢集まっていた。みんなの顔がほころんでいた。売店も出ていた。楽しげな人々の様子を見ていると、旧暦一月の満月を迎える今、仲春が近づいているなと痛感した。
奈良時代の春を代表する花と言えば、梅だったという話を聞いたことがあるが、それも頷ける。今こそ春なのだ。そして、桜の咲く頃は晩春なのだと思った。
まだ梅の蕾もけっこうあった。また、すでに散り始めているのもあった。これも個性だ。そして、名札の下げられてある梅の花を見ていると、いろいろな種類の梅の花があるのだと知った。
今夜の月の月齢は15.2、旧暦は1月16日。満月散歩に出た帰り、東の空に昇っていた。高いところに行かないと、木や電線がじゃまになる。家に帰って、7階から撮ると、丸くてきれいで、大きなオレンジ色の月が東の空に見えた。
西勝寺の赤い梅!
最寄り駅から歩いて5分ほどの所に梅林がある。以前はまだ咲いていなかったが、今日行くと、晴天の下、美しく香っていた。今日は午後からいろいろなところへ行って、梅を探し回った。撮った写真は百枚以上、整理するのに時間がかかった。他の場所の梅については明日紹介しようと思う。
あと少しで満月になる月も愛おしい。
早く丸くなれ!
早く大きくなれ!
と願っている。
子どものように願いながら、
そうなんだ、
多くの人がこの月を見ているのだ。
そう思ったら、ますます愛おしくなる。