日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

七月の花(5)オニユリ


このところ、ずっと灰色の画像ばかり載せてきた。
何だか寂しすぎる。
夏の色と言えば、いろいろな色の花があるはずだ。
そう思ってパソコン内を整理していたら、オニユリがあった。
団地の中を歩けば、あちこちで咲いているオニユリ。
これこそ夏を象徴する花だ。
それだけではない。
赤い花、ピンクの花、いろいろな花が咲いている。
少しだけ元気を取り戻せた気分がした。
明るい色の花を訪ね歩くことで少しは元気が出る。


電線のハト!

小学校2年生、八歳の時、大の苦手だった音楽の授業を思いだした。
五線譜の音符記号たち、
初めてテストで零点の答案を受け取った。
いろいろな記号の意味を問う質問にすべてまったくわからず、白紙で出した。
最初で最後に見た零点だった。


灰色の世界!


6月末から、ずっと雨天か曇天が続いている。富士山も見えなければ、星も月も太陽も見えない日々が日常になってしまった。

コロナに始まった2020年、時代は画された。そして、7月、華やかなスポーツの世界も、明るい笑顔の夏も閉ざされたままだ。

今の日本に本来の空はない。七月に入ってから、毎日灰色の空ばかり眺めている。コロナウィルスの第二波は明らかに来ている。

悪いニュースばかり続くけど、希望は失わないでいたいものだ。今は耐えるのみだが、未来のいつか、公園に、イベント会場に、笑顔の満ち溢れる日が来るのは間違いない。

今はただ、未来を信じ、コロナ収束と世界の平和を祈るだけだ。灰色の空に映える金色の仏像を見ながら祈る。


カルガモの午睡!


前回の続きだが、カルガモが川の中で休んでいる光景だ。
真っ昼間、こんな格好をして寝ているのかと少し驚いた。
実を言うと、この写真だけではない。
あちこちでこうして寝ている鴨を見た。
ふと思い出したのが、母の姿だ。
昼間、テレビドラマを見ながら、うとうとと寝ている姿。
眠いときは眠るに限る。


水辺のカルガモ!


横浜市を流れる一級河川、早渕川で見かけた鴨たち、絵になると思ってシャッターを押した。訳のわからない時代に生きていて、心癒やされる光景だ。彼らが何を考え、何を憂えているのかよくわからない。どんな生活があるのかもよく知らないが、こちらが勝手に癒やされているだけだ。