文明の弊害
梅雨の晴れ間、本当に蒸し暑い。
朝目覚めてみると、布団がびっしょりと濡れている。
扇風機のタイマーを2時間ほどにセットして寝ている。
結果、朝、暑さに汗をかく。
だが、これは布団の厚さを調整すればすむことだ。
これまで十年ほどエアコンのない生活を続けている。
実は効きすぎたエアコンが大嫌いなのだ。
私は本屋が好きで1時間でもいられる。
だが、エアコンの効きすぎた本屋では10分も耐えられない。
デパートも同じだ。数分で腹が痛くなる。
エアコンには本当にいらいらする。
反対にエアコンがなくても、全く問題がない。
扇風機、あるいは布団の厚さで調整すれば十分だ。
これが当然なのだと思う。
これまで、エアコンがないと耐えられないという人たちをたくさん見てきた。
そういえば、携帯もそうだ。
スマホがないと生活できないなんて言う人も増えている。
これは依存症だ。
わたしは思う。
文明の進歩には逆らえない。
今さら、かつての世界に戻すことはできない。
だが、できるだけ、依存症を脱却することが必要なのではないか。
便利すぎる世界には必ず何かしらの弊害があるということをぜひ考えてほしい。