日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

蝶々!


 ヒナギクの花だろうか、白い蝶々が止まって、蜜を吸っていた。蝶々を撮影しようとしても、いつもひらひらと飛んで行ってしまう。逃げられないうちにと急いでカメラを取り出してシャッターを押したら、ちょっと呆けた写真になっていた。それでも、いつもよりましなほうだ。それに白い蝶々とくれば、5月らしくてさらにいい。


 ところで、梅雨入りはまだ宣言されないが、この数日雨続きだ。五月らしくない日が続いている。散歩も雨が降っていたら、行く気がしないが、二、三日に一度は、雨の止み間を見付けて、買い物がてら、近くの公園を歩いている。そうして、緑の中に、ヒナギクやシロツメクサなどの白い花が点々と咲いている様子は気持ちがいい。 


 コロナウィルスはなかなか落ち着きそうにない。時々、友人や遠くの家族から電話があるが、その中で、お互いに言うことは、「コロナが落ち着いたら、会おう!」だ。だが、それが、いつになることやら、ずいぶん、遠い先のことのような気がしてきた。


 政府はオリンピック開催のため、緊急事態宣言を延ばして、引き締めをすることで、オリンピックを開催しようとしているように見える。オリンピックさえ開催されれば、落ち込んだ経済も少しは回復すると見ているのではないだろうか。


 だが、解除しようがしまいが、7月から8月あたりに、変異ウィルスによる感染者数がさらに増えるのではないだろうかという人もいる。そうなったら、オリンピック開催どころではないように思うのだが、果たしてどうなることだろうか。


 世間では、オリンピック開催に反対する人が多いらしいが、開催の可否を決めるのは国際オリンピック委員会(IOC)だ。日本と世界の状況を見て、判断するだろう。庶民の自分としては、ただ、十分な感染予防をして、近所を散歩しながら、花や鳥を眺め、蝶々のように、花の番地を尋ねて歩くほかない。
 

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