日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

日本人ノーベル賞受賞者!

 このところ2000年以後17人、2010年以後9人と毎年のように日本人がノーベル賞を受賞している。今年は大隅良典・東京工業大栄誉教授(71)がノーベル医学生理学賞を受賞。日本人では25人目。3年連続となる。ただし、2008年の南部陽一郎と2014年の中村修二は研究成果を著したときは日本国籍でもそののち、米国籍取得。また、経済学賞では日本人は誰も受賞していない。以下、受賞者を列挙してみた。


  1. 1949年[物理学賞]湯川 秀樹(京都帝国大学卒)中間子の存在の予想。
  2. 1965年[物理学賞]朝永振一郎(京都帝国大学卒)量子電気力学分野の基礎研究。
  3. 1968年[文学賞]川端康成(東京帝国大学卒) 『伊豆の踊子』『雪国』など、日本人の心情の本質を描いた、非常に繊細な表現による叙述の卓越さ。
  4. 1973年[物理学賞]江崎玲於奈(東京帝国大学卒)半導体におけるトンネル現象。
  5. 1974年[平和賞]佐藤栄作(東京帝国大学卒)非核三原則の提唱。
  6. 1981年[化学賞]福井謙一(京都帝国大学卒)化学反応過程の理論的研究。
  7. 1987年[生理・医学賞]利根川進(京都大学卒)多様な抗体を生成する遺伝的原理の解明。
  8. 1994年[文学賞]大江健三郎(東京大学卒)『万延元年のフットボール』など、詩的な言語を用いて現実と神話の混交する世界を創造し、窮地にある現代人の姿を、見る者を当惑させるような絵図に描いた功績。
  9. 2000年[化学賞]白川英樹(東京工業大学卒)導電性高分子の発見と発展。
  10. 2001年[化学賞]野依良治(京都大学卒)キラル触媒による不斉反応の研究。
  11. 2002年[化学賞]田中耕一(東北大学卒)生体高分子の同定および構造解析のための手法の開発。
  12. 2002年[物理学賞]小柴昌俊(東京大学卒)物理学賞 宇宙ニュートリノ。
  13. 2008年[化学賞]下村脩(旧制長崎医科大学卒 緑色蛍光タンパク質 (GFP) の発見と生命科学への貢献。
  14. 2008年[物理学賞]小林誠 (名古屋大学卒)小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献。
  15. 2008年[物理学賞]増川俊英(名古屋大学卒)小林・益川理論とCP対称性の破れの起源の発見による素粒子物理学への貢献。
  16. 2008年[物理学賞] 南部陽一郎(東京帝国大学卒)素粒子物理学における自発的対称性の破れの発見。
  17. 2010年化学賞 根岸英一(東京大学工学部卒)クロスカップリングの開発。
  18. 2010年[化学賞]鈴木章(北海道大学卒)クロスカップリングの開発。
  19. 2012年[生理・医学賞]山中伸弥(神戸大学卒)iPS細胞の作製
  20. 2014年[物理学賞]赤崎勇 (京都大学卒)青色発光ダイオードの発明。
  21. 2014年[物理学賞]天野浩 (名古屋大学卒)青色発光ダイオードの発明。
  22. 2014年[物理学賞]中村修二(徳島大学卒)青色発光ダイオードの発明。
  23. 2015年[物理学賞]梶田隆章(埼玉大学卒)ニュートリノが質量を持つことを示すニュートリノ振動の発見。
  24. 2015年[生理・医学賞]大村智(山梨大学卒)線虫の寄生によって引き起こされる感染症に対する新たな治療法に関する発見。
  25. 2016年[生理・医学賞]大隅良典(東京大学卒)オートファジーの仕組みの解明。
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