先日見たいドラマがあって、そのチャンネルにしていたが、ドラマの前にやっているトーク番組に出てる芸能人たちがあまりにうるさい、というより、うざいという感じだったので、時間前まで別のチャンネルに変えて、ドラマが始まる少し前に戻すと、ドラマのＣＭをしていて、「この後すぐ」というので、待っていたら、聞きたくもない音楽が流れて、ゲーム、金貸し、競馬、競輪、アニメ映画、いろいろなＣＭが、いくつも繰り返し、いつまでたっても終わらず、ああ、本当にうるさいと感じて、ＣＭのないＮＨＫに変え、時間ぎりぎりまで待って、チャンネルを戻したが、まだＣＭが続いていて、もううんざりだと思って、またＮＨＫにし、数秒後チャンネルを戻したら、ドラマはすでに始まっていた。

　それにしても、ギャンブル、アルコールのＣＭは世の中に毒を流すものだが、それだけでなく、馬鹿なゲームのＣＭとか、猫や犬を出して、動物好きに媚びたようなうざいＣＭや、見たくもない芸能人がずらりと並んで、傲慢な態度でぺちゃくちゃおしゃべりしていたりするのも耐えられない、そんな番組が「この後すぐ」と言われたら、すぐチャンネルを変えるが、とにかくうるさいから、しばしばテレビの電源を切って、クラシックを聴いたりしているのだが、思いついたのが、［ミュート］ボタンを押しておくという方法で、最近はそうしているが、それも面倒だから、仕方ないと思うものの、こんなにうるさい国はないとおもうほどだ。
　
　ゲームのＣＭとか見ていると、大の大人がゲームにはまって一睡もしてませんとか、幼児化して見せたりしているのを見ていて思うのは、見たい人が多いから、こんなＣＭがあるんだ、見る人のレベルが下がっているからこんなＣＭが作られるんだと気づいて、そうだ、仮想空間に入り込んで出て来れない愚かな大人たちが大勢いるという状態がもう当たり前の世界になっているのかと思われるわけで、公園やマンションの敷地などに入り込み、人の迷惑も考えず、深夜に集団で大移動する人たちが普通の日本人なのかと嘆かわしくなるが、行列を作る人たちも実は一部なのだと思いたいけど、果たして本当だろうかとやはり情けない気持ちになる。