毎日、酔払わなければ寝られない母は毎晩、3時ごろ、泥酔して、眠る。
そして、毎日昼過ぎて起きて来るが、今日が何日かも何曜日かも分からない。
日が沈むまで、白昼夢を見ながら、ほとんどウトウトとしている。日が沈むと元気になる。
どうやったら救えるのか、今、考え中だ。
毎日、酔払わなければ寝られない母は毎晩、3時ごろ、泥酔して、眠る。
そして、毎日昼過ぎて起きて来るが、今日が何日かも何曜日かも分からない。
日が沈むまで、白昼夢を見ながら、ほとんどウトウトとしている。日が沈むと元気になる。
どうやったら救えるのか、今、考え中だ。
青空に木々の鮮やかな緑が映える。
路上を見ると、
蟬が仰向けになって転がっている。
今年初めて見た蟬の死骸。
今日は立秋だ。
秋らしさが少しは見えるようになるだろう。
昨日の夕焼け空
神秘的な空
何かが起こりそうな空
茜色の空
つい今しがたの30分ぐらい前に撮影した今日の月。今日の21時ごろの月齢は6.3。南西の空に傾きかけている。このまま西の空を沈むときは欠けた側を上にして西の山の向こうに落ちていく。
欠けた側、つまり、弦を上にして沈む月を上弦の月(月齢7日前後の月)という。吉田拓郎の歌「旅の宿」に「部屋の灯りをすっかり消して 風呂上りの髪 いい香り 上弦の月だったっけ ひさしぶりだね 月見るなんて」と出てくる。それ以来、興味を持って月の仕組みなど調べたのを覚えている。
まるで皿のようになった月。皿の上には暗い闇夜。久しぶりに見る上弦の月。
母の認知症の検査と診察のために病院へ連れて行った。このごろ、母は一人で病院へ行ける状態ではない。だが、自分は認知症じゃないという。
そうは言っても、今日の結果はひどいもので、明らかに認知症が進んでいる。
母は夜になると、毎晩焼酎をのんで、酔っ払いになる。そうしなければ、寝られないという習慣を何十年も続けてきた。
今日、医者の話によると、酔っ払いになると、睡眠が浅くなるという。そう、その結果、母は深夜、何がなんだかわからなくなる。寝ても覚めても、ほぼ認知症だ。
昼過ぎ、無理やり起こすと眠い眠いとくり返し、ほとんど寝たり起きたりを繰り返す。ほぼ昼夜逆転状態だ。日が落ちてから少し元気になる。
母は毎晩認知症になっているようなものだ。昼は宿酔い状態だ。そうして、一日を終える。救いようがない。だが、ぼくは今、考え続けている。どうすれば母は健康になるのかと。