青いお空に桜の木の葉の秋の影絵。
花咲く日が待ち遠しいような、
それでいて、年を取ることの不安を感じる。
青いお空に桜の木の葉の秋の影絵。
花咲く日が待ち遠しいような、
それでいて、年を取ることの不安を感じる。
夕暮れ時が好きだ。誰でもいいから、共感と人のぬくもりが恋しくなる夕暮れ時の赤い空。それぞれの楽しみが充満し、疲れがたまる時、あちこちで灯りが灯る。同時に魔物が現れて、夜の哀しみが始まる。そんなぼくは夕暮れ時がいちばん好きだ。
東急たまプラーザ駅、何だか賑わっている。アイドルが歌っているようだ。大勢の人が集まっている。自分の子どもでもないのに、どこかのかわいい女の子たちが歌っているだけで、大の大人たちが集まっている。これが現代日本の姿だ。何だか釈然としない。
昨日、久しぶりにくら寿司に行った。カウンター席でもよければ、待ち時間25分と言うので、こちらを選んだのだが、およそ40分近く待たされた。そして、ボックス席に案内された。
ぼくは食べるためでも何でも楽しむために待たされたり、並んだりするのが嫌いだ。それで、ひどく疲れてしまった。
以前富士急ハイランドに学生たちと行った時、お化け屋敷に入るのに3時間並んだことがあって、あの時は入ったら、記念写真を撮られて、後で買わされたのだが、その写真を見て、びっくりした。自分が疲れ果てているのが目に現れているのだ。
美味しいラーメン屋さんに並んでいる人たちを時々見かけるが、ぼくには理解できない。並ぶ限界は30分だ。それ以上並んだり待ったりしなければならないのなら、直ぐ帰る。
この日はどうしても寿司を食べたいという母の気持ちを思って並んだが、とにかく疲れた。1500円足らず払ったが、疲れてお金を払うのは何だかがっかりだ。スーパーで寿司を買って帰ったほうがよかったと後悔している。
暑いと思っていた残暑が過ぎて、あっという間に晩秋が来て、まもなく立冬だ。
秋の色を写真に撮りたいが、秋は駆け足で通り過ぎてゆく。
スーパーへで種なし柿が売っていた。
これも秋の色だなと感じて、食べる気もないのに、ついかごに入れた。