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タチアオイ
6月6日、梅雨入りして以来、雲に覆われて暗い天気が続いているが、いろいろな花も咲き始めている。いつもの散歩コースを歩いていると、道路脇に咲いているタチアオイが目立つ。花言葉は「豊かな実り」「野望」だ。
白、赤、ピンク、それぞれの花が個性を発揮をしているようで美しい。「夏はタチアオイ」と言いたくなるくらいだ。季節を彩るその立ち姿に明るい空気を感じる。ただ、野望を抱く独裁者の姿も連想してしまう。
ところで、世界中で物価がどんどん上がっている。コロナ禍、ウクライナの情勢などに加え、日銀総裁が金融緩和政策を進めているため、円安が止まらない。政府は何だか円安と物価高を喜んでいるようにしか見えない。
物価が上がる一方、年金が減って、苦しい経済状況だが、耐えるほかない。さらに節約するほかない。と言いながらも、けっして不幸ではない。今はただ、静かに小さな幸せを求めるだけだ。
