七月の蟬!
ほぼ50日続いた関東地方の梅雨がまもなく終わりそうだ。蟬はずいぶん前から鳴き始めている。ただ、声は聞こえても、姿は見えないというのが7月だ。ところが、今年はしばらく前に、木に止まって鳴いている蟬を目にすることができた。
31日には、ベランダで仰向けになっている蟬がいた。しばらくすると、バタバタとしている。死んではいなかった。母が、つまんでベランダから外に放り出したら、飛んでいった。
梅雨は終わるのかもしれないが、この七月は珍しい月だった。台風は来ない、コロナ感染者は増える。月も星も見えない。
とはいえ、蟬の声、蟬の死にそうな姿、カナカナという蟬の声などを聞いていると、季節は一気に秋に向かっているような気がした。梅雨は停滞していたが、季節は勝手に秋に向かっている。
今、窓の外はザーザーと雨が降っている。梅雨は本当に明けるのだろうか。疑問だが、残り一週間で立秋だ。梅雨のまま、立秋だなんてことはないだろうが、ともかく、秋は立つ。どんな立秋になるのだろうか。仕事は相変わらずない。コロナ自粛もまだ続きそうだ。