迷い込んだ蟬
最近、季節の感覚が狂っているような気がする。昨日の夜、窓を開けたら、蟬が迷い込んできた。
飛び回る蟬を何とか捕まえてベランダから逃がしたが、もう一匹いて、しばらくの間、大変な騒ぎになった。
今、季節は晩夏。7日には立秋。だが、今はあまりに暑すぎる。昨日、4日は少し涼しくなったが、まだ、秋を感じることができない。
コロナパンデミック、物価上昇、ウクライナの戦争、第三次世界大戦の危機、何だか、世の中が物騒な状況だ。
さて、来週、初秋はやってくるのだろうか。何か異常な空気が世界を覆っているような気がする。
我が家に迷い込んだ蟬は、ベランダで放したが、その後、ずっと、バタバタしていた。寿命だったのかもしれない。もしかしたら、この蟬、死ぬ寸前のような気がした。
儚い蟬の命を思っていたら、人間もそうだ。儚い命、無常な命だ。