1点の重み!
今年のサッカーワールドカップでいちばん残念なのは日本にワールドクラスのゴールキーパーがいないことだ。
今回、日本は6得点したが、一方で7失点した。この失点のうち、ほとんどがキーパーのミスによるものだった。素晴らしいシュートを打たれたのなら、仕方がない。そうでないから、つい「もし、~たら」と思ってしまう。
ベルギー戦の最初の失点、キーパーの位置はどうだったろうか。あの場合、前にも後ろにも危機があった。なぜ、前目に守っていたのだろう。セネガル戦のパンチング、なぜキャッチしなかったのだろう。この二つのミスのうちひとつでも防いでいたら、日本はグループ一位突破だった可能性が大きい。
川島選手を批判しているのではない。ワールドクラスのキーパーが日本にいないことを嘆いているだけだ。そして、一点というものが非常に重いということを言いたいのだ。「たられば」は言っても仕方のないことだ。4年後に期待したい。