夜明けの月!
このごろ、だんだんと昼夜逆転が進んでいる。
今、眠れないまま、夜明けを迎えてる。かつて、寝ないで、夜明けの空を眺めることは何度か体験した。
例えば、学生のころ、富士急ハイランドで夕方6時から15時間の仕事をして、夜明けに、外に出て空を見上げたら、真上に富士山があったとか。
大晦日に鎌倉の宿に泊まって、寝ないで正月を迎え、初日の出を拝んだとか、そういえば、以前は大晦日は寝ないで、初日の出を拝んだものだ。横浜や鎌倉の初日の出などたくさん見たものだ。
だが、今は少し状況が違う。したくてしている徹夜ではない。寝たくても寝られないのだ。仕事がないのだから、寝ても寝なくてもどちらでもいいという状況だ。そんな中で迎える夜明けの空。
東の空は、不思議な雲がポカリポカリと浮かんでいる。西の空は白い下弦の月が山並みに向かって落ちていく。
雲の間に見える青い空。この青空の向こうには想像を越える広大な宇宙があるのだろう。宇宙から見れば、ぼく個人も小さな存在だ。コロナ危機も小さな出来事なのかも知れない。そんなことを感じながら、朝を迎える。