SEAZ THE DAY

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

エアコン

最近寒い日が続いている。ぼくは、冬は10度から15度ぐらいでちょうどいいと思っている。だが、最近の寒さは日中でも一桁だから、かなり寒く感じる。10度を下ったら、ぼくは、窓を閉め切り、少し厚着をするようにしている。


日本語学校に行くと、驚かされることがある。学生たちが教室のエアコンを勝手に調節して、室温を32度にしている。これは真夏日だ。暑すぎるから、もう少し温度を下げようと提案しても、学生たちは寒い寒いとコートをかぶる。ぼくは暑すぎて耐えられないので、上着を脱ぎ、ワイシャツの袖をめくる。ひどいギャップを感じる。


そう言えば、夏もそうだ。夏は20度から25度ぐらいが適当だ。ところが、気温30度の日に、学生たちは勝手にリモコンをいじり、室温を15度にする。これじゃ寒いだろうと言って、上げようとすると、暑い暑いという。


日本語学校だけではない。ぼくは夏のデパートや本屋が寒すぎて耐えられない。逆に冬のデパートや本屋が暑すぎて耐えられない。現代社会は自然が遠ざかり、逆行しているような気がしてならない。


多くの人たちがエアコン依存症に陥っているのではないだろうか。ぼくは人生で個人的にエアコンを使ったことがほとんどない。職場で仕方なしにエアコンを体験しているに過ぎない。今も家ではエアコンなしの生活をしている。


世間ではエアコンがなかったら、耐えられないという人たちが大勢いるようだが、逆にぼくはエアコンに耐えられないのだ。何とかしてほしいと願っているのだ。エアコンのない世界を望んでいる。極寒、あるいは、極暑の地方の人たちには必要だろうが、ぼくは必要性を感じたことがない。