春!
毎日のように最高気温が5~10度という寒い日が続いてきたと思ったら、今日は19度あって、桜の花が咲いても不思議ではない気温だ。明日からまた5~10度の日が続くそうだ。上がったり、下がったりの天気だ。
南関東地方で、一年のうち、いちばん寒いのは1月下旬から2月上旬だ。二十四節気で言えば、今は小寒、20日からが大寒、そして、来月5日が立春だ。言い換えれば、16日の今日は寒さのピークに向かっている途中だ。
先日、公園を散歩していたら、ちょっと驚いたことに、池の端のほうに溶けかかった氷が浮かんでいた。さすがは大寒だ。だが、季節が真冬に向かっている一方で、同時に、春は一歩一歩近づいてきている。
散歩中、紅梅と白梅が並んで咲いているのを見付けた。また、白いスイセンもあちこちで見られた。真冬の今、赤い花、黄色い花、いろいろ咲いて来た。
昼の長さも、少しずつ長くなってきた。冬至の頃と比べると、日の出は変わらず、朝6時50分ごろだが、日の入りは20分ほど遅くなって、4時50分ごろになっている。春の足音は花と日暮れの時間に感じられる。