夜ともなると、新宿はその様相を一変する。大通りから少し横丁に入ると、新宿で暮らしている人、生計を立てている人にも申し訳ないが、ぼくにはここが魔物の住む世界のように思えてならないのだ。
横浜地方の最高気温の変化を見ていると、まるでジェットコースターに乗っているかのような気分になる。
12日18度、13日7度、14日17度。
特にこの三日間で気温がほぼ10度下がって、10度上がっている。おかげで、風邪気味だ。夜はだいたい5度前後。
寒いと足が吊る。昨晩は左右の足のふくらはぎが吊って、悶え苦しんだ。サポーターをふくらはぎにつけ、毛布を足に掛けて、何とか治った。
寒さもここまでくると、いよいよ本格的な冬が来るのだと感じながら、熊のように冬眠できたらいいのにとふと思う。冬は本当に苦手だ。今から春が待ち遠しい。
<うっすらと見える富士山>
バスタ新宿へ行って来た。バスタは東京新宿から全国各地へ向かうバスのターミナルということのようだ。
バスタそのものを撮影し忘れたが、バスタから見る新宿駅の眺めもなかなかのものだ。このバスタの中を歩いていて、福岡のバスターミナルを思いだした。
何度も通ったものだ。雰囲気が何となく似ている。建物の上にカラスが一羽じっと動かないで止まっているのを見付けた。
ここで何をしているのだろうか。食べ物はそんなにないと思うが、カラスにとっても眺めがいいのかもしれない。
だ
ヨーロッパにEUが誕生した時、すごいと思った。すばらしいことだと思った。さらに、まとまっていって、アジアがまとまったりして、最後には世界が一つにまとまったりいいのにと思った。
今年日本の流行した「ワンチーム」ということば、このことばには、性格や習慣が違う選手たちが、また組織などが一つになって、補い合い、助け合うと言う精神があると思っている。世界の習慣や文化や言語の違う世界の国がもしもワンチームになったら最高だ。
ところが、トランプ大統領の米国ファーストに始まり、英国も同様で強い英国を目指すらしい。どこか、世界がバラバラになる傾向があるようだ。
聖書のことはよくわからないが、子どものころ読んだ話では、増長した人類が天にも届こうかというバベルの塔を建てた。そこで、神は怒り人類をバラバラにしたという話だったように覚えている。
神は存在していて、増長し、自然を破壊し続ける人類に対して、天罰を与えるのかもしれない。天変地異、大戦争などとんでもないことになるかも知れないと思うと、子孫たちの地球はどうなるのか不安になる。何とか世界がワンチームになることを願っている。
新宿御苑には桜も咲いている。紅葉の脇で、白色や薄桃色や紅色の桜たち。
「子福桜」
「ネパール桜」