日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

菅刈公園


世田谷区にある菅刈公園、目黒川のすぐ近くにある。まだ、紅葉が美しい中、家族連れが遊んでいた。公園内には和館があり、鯉の泳ぐ池には周囲にモミジが美しく紅葉していた。


紅葉の終焉


 紅葉の季節がまもなく終わる。この週末は写真の整理やブログ書きに専念したいが、パソコンの日本語文字変換ができなくなった。

 しかたないので、いったんローマ字で打って、保存し、スマホで書き直している。

 便利なパソコンだが、少し調子が悪くなると、一人でメンテナンスができない不便さがある。

 今日は松本清張生誕110年ということで、松本清張原作のドラマがいっぱいだ。サッカー天皇杯準決勝もある。

 窓の外通りを歩く人は少ない。厚着した人が時折とおるだけ。欅の葉も桜の葉もすっかり枯れ落ち、寒々しい風景が広がっている。今日はどこへも出かけず、のんびりテレビを見て過ごそうと思う。


ストリートピアノ


 新百合ヶ丘の改札口を出たら、人だかりがあった。いったい何があるのか。隙間から覗いて見たら、ストリートピアノだ。

 横浜の伊勢佐木町の地下街でも見た。ちょっとした流行なのだろうか。

 人だかりの上にカメラを掲げて撮影したら、カメラが揺れて、ピントがぼけてしまった。演奏しているのは年配の人のようだ。

 ピアノを弾いている人の人生を思う。どんな人生があって、今、大勢の人の前で演奏しているのだろうか。ふと感慨にふけってしまった。


新宿御苑(7)初冬の心


 虹色の筆で世界を彩る冬が来た。

 本当の冬はまだ来ないが、時は流れ、一年が終わろうとしている。冬は暗い思い出を蘇らせる。

 人生の底に落ち込んでいた頃、死を求め、懺悔も及ばぬ、取り返しのつかない罪を犯した。

 友よ、ぼくはまだ生きている。どう生きればいいのか、迷いながらも、ただただ生きている。

枯れ木!


 近所を散歩しながら、並木を見上げると、桜の木の葉はほぼ裸になったが、モミジバフウの葉はまだ少し残っている。同じ種類の木でも少しずつ違った個性があるようだ。
 中国の朱自清のエッセイに「忽忽」というのがある。あわただしいと言う意味だが、中に「木々が枯れてもまた春には花を咲かせる。だが、人の時間はあわただしく過ぎて行って、枯れた後、また花を開くことはない。」ということばがある。
 ぼく自身、枯れて行っている。もう一度花開くことがあればと願いながら、それはないのだ。素直に人生の冬枯れを迎えるほかない。