21日は鳥たちの鳴き声が青空に響き渡る気持ちのよい一日だった。
花の間を飛び交う小鳥のかわいい姿を写真にとらえようとするが、なかなか難しい。
明るい春が来た。花見の名所に行きたい。だが、人混みの中に行ってもよいものかと、少し躊躇する。
ともあれ、鳥の声に誘われて、近場をぐるぐるめぐってみた。
21日は鳥たちの鳴き声が青空に響き渡る気持ちのよい一日だった。
花の間を飛び交う小鳥のかわいい姿を写真にとらえようとするが、なかなか難しい。
明るい春が来た。花見の名所に行きたい。だが、人混みの中に行ってもよいものかと、少し躊躇する。
ともあれ、鳥の声に誘われて、近場をぐるぐるめぐってみた。
昨日21日、春分の日の翌日のことだ。気温は急激に上がり、ソメイヨシノも五分咲きを通り越したようだ。公園では子供達がワイワイと騒いで遊んでいる。
同じ公園の中で、父親がノックをし、二人の子供達がボールをグラブですくい取り、ホームベースに投げる。それを母親がキャッチし、父親にトスする、そんな光景を見ていたらすごく平和なんだと実感した。
日本は本当にもう大丈夫なんだろうか。少し疑問が残るものの、少し明るい方へ向かっているのを感じる。
「暑さ寒さも彼岸まで」とはよく言ったものだ。一気に明るい春が来たと感じた土曜日だ。まだまだ油断はできない。様子を見ながら、散歩したい。
この二週間、買い物以外、家を出ていない。料理もすぐできるものばかり、キムチ鍋とか寄せ鍋とか、おでんだ。寒くもないのに、増えているのは簡単だからだ。散歩して買い物して、帰って来たらすぐできる。問題は母が野菜を洗うのに30分かかることだけだ。
夕暮れ時の西空は赤と黒で染められている
世界はあやしいウィルスに染められていて
ほとんど出かけることのない日常世界だが
こんなに美しい景色が見える幸せを感じる
夕暮れ時、茜色の空と白い山を眺めながら、酒を飲む。
世界が何だか不穏な状況の中、ただ耐えて生きている。
ただ、息をしているに過ぎないような気分にさえなる。
何しろ、出かけて誰かと出会うことを極力避けている。
老母は誰かが来るのも介護施設に行くのも嫌だという。
何もかも押さえつけられているように感じるこの頃だ。
眺めるべきは美しい月と空、春の花や鳥、自然の山だ。
花鳥風月に救いを求める他ないように思えてならない。