日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

アベノマスク?!


 昨日、ドラッグストアで、期待していなかったマスクが売っていた。5枚入り598円、母親と行ったので、二箱買えた。10枚、およそ1200円、税込み1300円あまり。そのほか、食用油や、料理酒、それに冷凍チャーハン、卵など食料品や洗剤などの生活必要品も買ったのだが、レジで、4千数百円という値段を聞いて、少しびっくりした。

 近頃、いろいろなものが値上がりしている。特に魚や野菜には驚かされている。そんな中、何とか買えたマスクだが、その高い値段には呆れる。きっと仕入れ値段が高いのだろうが、収入のない世帯なども多くあるはずだ。命を守るのも金の力が必要なのかと何だか、嫌な気分になった。

 ところで、アベノマスク、国会中継を見ていると、安倍首相のマスクは、かなり滑稽なのだが、さらに、どこかの怪しい業者に輸入させた結果、検査などに余分に金を使ってしまったという。首相のマスク姿を見ていると、欲しくないマスクだけど、これに数百億円をかけたということで、日本政府の信頼はほぼなくなりそうだ。

 マスクにかけた金はPCR検査や、最前線で闘っている医療従事者のために使ったほうがいいんじゃないかと思っていたら、予算が審議されているのを見て、さらに呆れた。終息後のための意味不明な予算が組まれているらしい。全部、今を切り抜けるために必要なお金に使うべきなのは明らかだ。

 コロナに関しては、今がすべてだ。終息させるためには、今を乗り越えなければならない。その後に未来はある。今、日本のPCR検査は世界の中で、かなり低水準だ。隠れた感染者がさらに感染を拡大させる可能性がある。拡大を抑えるには、検査が必要だ。陽性だが、未確認の人たちが感染を広げている。

廂(ひさし)


誰が雨宿りするのか、小さな妖精、蟻さん。

コロナ感染とギャンブル依存症!

 感染者の感染経路がわからない人が数十パーセントいるというニュースを聞いて、ふと思った。例えば、違法賭博場やパチンコ店に出入りしていて感染したとしたら、誰も正直に言わないだろう。

 コロナウィルスで、集団感染、所謂「クラスター感染」が発生した場所として、よく病院や介護施設、ライブハウスなどが挙げられているが、パチンコ屋で発生しないの何だか頷けない。

 東京都で、次第にコロナウィルス感染者が減っているように見えたが、28日にはまた、100人を越えたという。どうも5月上旬で収まりそうにない。

 その原因として考えられるのがやはり、感染経路不明の人たちが大勢いるということだろう。潜在的な感染者が感染を拡大させている可能性が大きい。その感染現場にパチンコ店などのギャンブルが考えられる。

 ところで、ぼくは、かつて、ギャンブル依存症だった。そのせいで、何度か、死にかけた。特にパチンコはなかなか抜けられなかった。今、健全にパチンコをしている人もいるだろうが、危ない状態の人もかなりいるだろう。

 オリンピック招致が決まった時、どこの駅前にもあるパチンコ店が恥ずかしいと思っていたが、この際、少しでも減ってくれたらと願っている。

 今、旅館や、料理店で、倒産しそうなところも多いというが、そういうところはぜひ守って欲しい。それに対して恥ずかしい文化、所謂ギャンブル、抜け道を使った賭博場、パチンコ店こそ、今正に倒産に追い込んでほしいと思う。

 パチンコ店で働く人がいたら、申し訳ないが、やはり、パチンコにはまって、抜け出せなくなって、大変な目に遭っている人たちが大勢いる。それは麻薬ほどではないにしても、近いものがある。

 そんな店が、こんな非常事態になって、多くの店が潰れそうな状態の中で、ギャンブル依存症の大勢の人を囲い込み、リスクにさらしているのは、ますます、許せない気がしてならない。

黄金の大仏


散歩中、見えた黄金の大仏様、穏やかなお顔を拝みながら、コロナウィルスの早期終息を願う。


川崎大仏 浄土真宗本願寺派眞宗寺 川崎市麻生区王禅寺

紅一点!

 花心のあたりだけが赤い全体的には白い花が群がっている。その中に花心も花びらも赤い花がひとつだけある。
 「紅一点」ということばを思いだした。別に多くの男性の中に一人の女性がいるといいたいのではない。
 多くの花の中にあっても、自分の色を変えないツツジもあるんだなと思った。みんなに合わせて自分の色を変えることはない。
 人に関して言えば、少し修正が必要だ。わがままな自分を出せばよいというのではなくて、人と違っていても、自分が正しいと思うことであれば、行えばよいというような、妥協しない精神のようなものをふと感じた。


付記:「紅一点」について、広辞苑から書き写す。
[書言故事、王荊公石榴詩「万緑叢中紅一点」](青葉の中に一輪の赤い花が咲いている意)唯一つ異彩を放つもの。転じて、多くの男性の中にただ一人の女性がいること。