何も特別なことを求める必要はない。
今は、大金も宝も恋人も欲しくない。
普通の初夏が来たらそれだけでいい。
平穏無事でいつも通りの夏が欲しい。
何も特別なことを求める必要はない。
今は、大金も宝も恋人も欲しくない。
普通の初夏が来たらそれだけでいい。
平穏無事でいつも通りの夏が欲しい。
6日の夜は雷が鳴って騒がしかった。光と音との間隔で距離を測る。その間隔が短ければ短いほど危険だ。ほぼ0秒だった記憶がある。職場の窓のすぐ外にあった大木が雷で真っ二つになった。自然災害は避けがたい。
今、ぼくらにできることは避けがたい災害を最小限にするほかない。ウィルス感染は用心に用心を重ねることで、避けられる。三密を避けながら、散歩するほかない。
また、今の状況をプラスに考えることもできる。自然が大好きな会社員が、都会から、自然の豊かな地方に左遷させられたようなものだ。家族は悲しむかもしれないが、本人は大喜びだろう。
今、自然を目にして、楽しんでいる。とはいえ、医療従事者や陽性と判断されながら自宅待機を余儀なくされている人たちのことを思うと、あまり楽しめないが、静かに楽しむほかない。
季節は進んでいる。ウィルスや人事に惑わされることなく、春から夏へと移行している。緊急事態宣言が延長された今、楽しみなのは自然観察だけだ。
ジャガイモをレンジで5分チンして、皮をむき、ボウルに入れて、フォークで潰す。
それに、片栗粉、塩胡椒を混ぜて、一口大にして、油をしいたフライパンで焼いた。
ほぼ毎日のように作っている。いろいろな形にして、作っている。一度、チーズを挟み込んだ。これも美味しい。
歯が弱い母は喜んで食べている。ジャガイモ5個で作っても一日でなくなってしまう。いいことだ。
5月5日は二十四節気のうち立春から7番目の立夏。気温は二日ほど前から夏日を越えていた。窓から見ると、外を歩く人はそれほど多くなかったが、ほとんどが半袖だった。
また、こどもの日でもある。ぼくは母の運動不足を防ぐために、公園に散歩に行ったのだが、大勢の人とすれちがった。走っている人もけっこういた。また、家族連れも多く、子どもたちとバレーボールやサッカーをしていた。子供達を喜ばせようとしているのだろう。
日本のコロナウィルス感染者数はなかなか減らない。緊急事態宣言は31日までということになったが、PCR検査検査をたくさん行った韓国や台湾ではプロ野球が無観客ながら開幕した。
日本はPCR検査数が世界でもずいぶん少ないほうだということだが、同じく初期段階でPCR検査を少なくした英国で、感染拡大が収まらない。
日本は後手後手に回っているという気がしてならない。今からでも遅くない。PCR検査数を増やす努力をしなければならい。そうしない限り、軽い症状の感染者が、放置されて、終息は永遠に来ないような気がする。
ところで、昨日、今日と続けて、深夜にスマホの地震警報が鳴った。昨日は窓の外からも大きな音が聞こえてきた。発生源は千葉県だった。神奈川県も大きく揺れた。ウィルス禍の最中、大きな地震が大きな余震が起きないことを願っている。
買い物途中立ち寄った公園、
誰もいない公園に、
サッカーボール、
孤独なボール、
思わずリフティングをして、
パスを試みようとしたが、
ボールを受ける人はない。
寂しい公園の中、
置き去りにされたボール!