日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

黄色い花

〈フサザキスイセン〉


いろいろな花が咲きはじめた

スイセンの黄色、アブラナの黄色、
黄色は平和で、春らしい色だ。


だが、ウクライナでは人々が泣き叫んでいる。
多くの建物が壊されて、瓦礫となっている。
産科小児科の病棟が爆撃されたという。


77年前の3月10日、東京は焼け野原になった。
11年前の3月11日、東日本大震災が発生した。
今、ウクライナはロシアに空爆されている。


今、世界では黄色信号が点されている。
天災は耐えるほかないが、戦争は耐えがたい。
世界の平和でなければ、個人の平和もない。


〈アブラナ〉


〈オオキバナカタバミ〉

ヒヨドリ


 いろいろな鳥を見かけるようになった。中でも、ヒヨドリが多い。繁殖期なのだろうか。


 繁殖期といえば、近ごろ、あちこちで猫のオワーオワーという鳴き声が聞こえる。


 動物だけではない。人間も、出会いと別れの季節を迎えた。と同時に、春は恋の季節だ。


 それに、花たちも明るい花を咲かせている。ようやく春らしい春がやってきた。


黒須田川


 母の通院について行った後、病院の近くを流れる黒須田川の川辺を散策した。


 昨日の早淵川に続いて、今日もまたコサギが見られた。一羽だけ、ゆっくり歩きながら、何だか餌を漁っていたようだ。ちょっと不思議に思ったのは、アオサギなんかと違って、コサギはいつも単独行動だ。これはこの鳥の習性なのだろうか。


 鳥だけではない。花もいろいろと見られた。上の写真は、グーグルレンズによれば、ウキツリボクというそうだ。その他、椿、水仙、菜の花などいろいろ見られて、春分が近いと感じられた一日だった。


コガモ


スイセン


イエロークロッカス


ハナサフラン


アブラナ

早淵川

 ゆいばーちゃんさんの早淵川のブログに刺激を受けて、久しぶりに、母といっしょに、早淵川沿いを歩いた。川沿いを歩きながらの一駅散歩、およそ6キロ歩いた。


 川を覗けば、いろいろな鳥が戯れていた。日ごろ見かけないコサギ、カワウ、コガモ、それ以外にもいろいろ見られた。


 鳥だけではない。白梅や河津桜も見られて、心が安らいだ。やはり、自然はすばらしい。


 ただ、ウクライナ情勢を思うと、彼らの幸せを祈らずにはいられない。ウクライナの人たちが花や鳥を見て楽しめる日が一刻でも早く来ることを祈る。


 

河津桜


 ニュースによると、5日、関東地方で「春一番」が吹いたそうだ。29日以上遅いという。「春一番」とは立春から春分のころまでに広範囲で初めて吹く暖かくやや強い南風で、この風が吹くと、ようやく春らしさが増してくるような気がする。


 春らしいといえば、先週、金曜日、区役所の河津桜がずいぶん開いていた。この少し濃いピンクの色を見ると、いよいよ春が来たという感じがする。紅梅も咲いていて、ピンクや紅色を見ると、少し明るい気分になる。


 ところで、我が家の近くにはソメイヨシノの木がたくさんある。散歩中は、いつも蕾を見ながら歩いている。少しずつ、蕾が膨らんでいって、これから、ピンク色に染まっていくのが楽しみだ。


 このところ、15度以上の日が続いて、ソメイヨシノが今にも咲きそうだが、気象庁の開花予想日を見ると、横浜地方は3月25日になっている。これは、平年と同じで、昨年よりは8日遅いらしい。ともあれ、期待する時間は楽しいものだ。