11月末!
霜月が師走にバトンを渡す時、
すでに冬は始まっているが、
秋はまだ終わってないと感じる時期、
寒さがだんだん迫って来る。
山茶花の赤い花が咲き、
銀杏の黄色い葉の落ちて、
可愛い紅葉が真っ赤に染まる、
赤や黄や緑の入り交じる季節だ。
コートとマフラーが目立ち、
マスクをした人も増えてくる、
着ぶくれした人たちが乗りこむ電車内、
満員電車が余計に込んでいると感じる。
そんなころ、ぼくは心身の痛みに
足を引きずりながら、
緑の見えない都会の片隅で薄暗い道を
とぼとぼとぼとぼと歩いている。