日々是好日

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

大人と子供!

 バスに乗っていると、中高一貫教育校の前のバス停で、大勢の中学生が乗って来る。すると、静かだったバスの中は一気に空気が変わる。ガヤガヤ、すごいお音響だ。耳をふさぎたくなるほどだ。次のバス停で乗って来る人たちの中には、中を覗き、嫌そうな顔をする人もいる。
 ぼくが中高生のころ、どうだったろうか。いっぱい乗っていても、静かなことが多かったような気がする。もう忘れているのかもしれないが、何となく違う。中学生ぐらいまでの子どもたちが一人や二人なら問題ないが、五人以上乗ってきたら、必ずと言っていいほどうるさくて嫌悪感さえ感じる。
 子供は純粋という面等もあるが、他人の気持が見えないという面もある。6歳の子供に、どうして人をいじめるのか尋ねたら、純粋に素直に「楽しいから」と答えた子供の話を聞いたことがある。10歳ぐらいで他人の気持ちに配慮する子供もいるが、それはとても珍しい存在なのではないか。バスに10人乗ってきたら、10人がわいわいと騒ぐ。もしかいたら、いっしょに騒がなければ、仲間に入れないのかもしれない。つまり、仲間の心だけを忖度しているのかもしれない。
 大人がいいとは言わない。大人には周りを見て、迷惑をかけないようにしようとする配慮もあるが、まわりを見て、ずるく立ち回るという一面もある。巧みに民衆をだます政治家もいる。大人になりきれず、いつまでも純粋でバカなことばかりする大人もいる。すべての子供が、すべての大人がそうだとは言わない。ただ、ぼく自身も含めた世の老若男女が、いい意味での大人となり、いい意味での子供心を保ち続けていけたらいいと思う。

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