総選挙と消費税
いよいよ明日は総選挙!思うことはいろいろあるが、個人的には消費税が一番の争点かなと思う。
「消費税を積極的にあげようとする党」「消費税をあげてもいいが、今は待つべきとする党」「消費税を上げることに反対する党」の三つに分かれるのかなと思う。
ぼくが思うには、消費税は公平な税制だと思う。まず、時計を買うにしても、高級品志向の人は100万円の時計を買って、10万円の消費税を払い、百均の時計でいいと言う人は10円の消費税を支払う。そう考えたら、公平なのではと思う。
また、消費税の率も物によって変えればいいと思う。たとえば、生活必需品は低くして、贅沢品は高くする。具体的に言えば、教育に関わる本や文具や野菜などは0%、高級肉や電化製品は30%にするなどだ。そんな風にしていけば、税収もけっこういけるのではないか。単純に何でも消費税をあげたら、消費はますます冷え込むだろう。
先日も書いたが、教えている学生が以前ノルウェーの大学院で研究をしたが、学費は無料だったという。北欧諸国では高い消費税をかけて、教育と福祉は無料と言う社会を実現している。所謂「揺りかごから墓場」まで国家が面倒を見る社会だ。
ただ、今、消費の冷え込みが言われている。我が家もそうだが、実は贅沢品と言えば、パソコンだけだ。パソコンは5万円、テレビも買ったが4万5千円。これらは5,6年に一度だけの話。衣類や靴類を買うにしても、一年に一万円程度。消費税が8%から10%になったら、800円が千円になるということだ。
せめて、食料品を5%に下げて、贅沢品を20%ぐらいにされても、我が家は痛くもかゆくもない。それより、消費税を上げて得た税収を教育や福祉にあててくれたらうれしい。今からでもいろいろ学びたいと思うが、学費が高すぎてどこも行けない。生活するので精いっぱいだ。