芙蓉と内藤鳴雪
今朝、しばらく前に撮影した芙蓉をもう一度撮り直しに行った。
色が同じピンク色だった。
やはり、これは酔芙蓉ではなくて、芙蓉のようだ。
「月の出を芙蓉の花に知る夜かな」 内藤鳴雪
内藤鳴雪(ないとうめいせつ)と言えば、かつて俳句が好きだったころ、齧った程度の勉強をしたことがある。
少し調べてみた。内藤鳴雪(1847年5月29日-1926年2月20日)。幕末の伊予松山藩の武士、明治期の官吏、明治・大正期の俳人。幼名助之進、元服して師克(もろかつ)、のち素行(もとゆき)。俳号の『鳴雪』は、『何事も成行きに任す』の「なりゆき」を当てたものだそうだ。
彼の俳句で共感できるものに、
「魂祭我は親より老いにけり」
「屋根越しに僅かに見ゆる花火かな」
などがある。