賭博!
バドミントンの桃田賢斗選手が復帰戦で連勝した。世界2位の選手だったが、一年前、違法カジノ店で賭博したことで、出場停止となった。そしてこの5月に復帰した。
田中将大投手が競馬に夢中だというニュースを聞いた。競馬は賭博だが、合法だという。パチンコは違法だが、警察も認めているらしい。パチンコ、競馬、競輪、競艇の宣伝に出る芸能人も多い。これらは賭博であり、中毒性、危険性があるにもかかわらず、みんなが認めている。
この賭博はいい、あの賭博はいけない。その基準は暴力団との関わりなのだろうが、中毒性の観点から見れば、賭博は賭博だ。公営だろうが何だろうが、ギャンブル中毒者は大勢いる。殺人事件に発展する場合も少なくない。
金持ちは金を失っても大したことないのかもしれない。だが、貧しい者が賭博にはまると大変なことになる。そんなギャンブルを宣伝するタレントたちが理解できない。金持ちだって、最後は不幸な結末になるに違いない。
この世の中になくてもいいもの、その第一はパチンコをはじめとするすべてのギャンブル、第二にギャンブルを宣伝する人たち。第三に、人を熱中させるゲーム。
桃田賢斗選手を処分するなら、すべてのギャンブルにかかわる人たち、また、それを広めようとする人たちも処罰したほうがいい。こんなことを思うのはぼくだけだろうか。
ぼく自身、パチンコにはまって、最悪の状態に陥り、なんとか抜け出した人間だ。桃田選手のニュースを見て思った。ギャンブルから抜け出す人たちを応援したいと。