ぼくの身体!
ぼくの身体は本当にぼくの身体なのだろうか?
本当はぼくのものではないのかもしれない。
自分の身体を強く意識して悩み苦しむのは、
人間だけではないか?
他の生き物はどうか?
自分を意識しているかどうか疑問だ。
例えば植物はただ自然のままに生じては消滅していく。
方丈記にある、
水の泡のように。
人間も同じ自然の摂理の中で、
存在しているのだから、
ぼくは自然のままに道端の花のように、
自然に抗わずにすんなりと生きて
すんなりと死んでいきたいと思う。
ぼくの身体は自然の中の一部なのだから。