日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

違和感!

 最近テレビを見ていて腹立つことが多い。散歩番組もそうだが、いろいろな料理を紹介する番組で、2000円くらいの料理を食べて、「おいしい!」と叫ぶタレントたちに腹が立ってならない。


 ぼくは、数千円の料理を一度か二度、付き合いで食べてことがある。大分県の関サバ、熊本県の馬肉。どちらも、おいしいとは思わなかった。なぜなら、値段に見合うおいしさというものが感じられなかったからだ。数千円に見合うどころか、この程度の味で、この値段かと思うと、嫌悪感さえ感じた。馬肉に至っては後で吐き気もした。


 一食に数千円も払う食生活なんて考えられない。今、テレビによく出ているタレントたちの月収は何千万円もらう人たちだろう。彼らの感覚は庶民とは違う。庶民は苦しんでいる。少ない収入の中で、どうやっておいしいものを食べるかと。そんな中、一食数千円は考えられない。


 今日、土曜日、ぶらり途中下車の旅で、舞の海が一皿の肉料理を食べて、2千円払って、「おいしかったです」。冗談じゃない。「ふざけるな!」と思った。番組を作る人も見る人もぼくとは違う世界に住んでいるんだと思った。ひどい違和感を感じた。

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