ディフェンスが甘い!
仕事終え、腰痛に耐えて、満員電車に
電車が駅に着いて、人が乗り降りする間に、座っているサラリーマン風の人の前に立った。両隣のサラリーマンは寝ているが、この人は携帯も見ることなく、駅に着くたびに窓の外を見ている。この人はもうすぐ降りると直感し、しっかり前に立っていたら、本当に次の駅で立ち上がった。
体を右側に少しずらして下りるのを助けたら、右側にいたアラフォーの女性が、僕の体と空席の間にさっと体を入れた。そして、ゆっくり座った。
これはサッカーの技術だ。こぼれ球をマイボールにするとき、相手とボールの間に自分の体を入れるのだ。それだけでいい。あとはゆっくりボールを思うように処理すればいい。
それにしてもサッカー経験者のぼくなのに、ディフェンスが甘かった。40分後、最寄り駅で電車を降りた時は、膝がマヒして、感覚がなくなっていた。足を引きずって買い物をして、バスに乗り込む。
画像は以前撮影したもの(本文とは無関係)