「東北でよかった!」
復興大臣の「あっち(東北)でよかった」は「地震、津波の起きた場所が東京でなくてよかった」の意味だった。これは東北人を傷つけた。今日、ニュースで言っていたが、ついに辞任することになったそうだ。「不注意な人じゃなくなって、よかった!よかった!」と思った。
さらにニュースを見ていると、「東北でよかった」がすごくいい言葉になっているという。「東北でよかた」が、なんと、「東北に生まれてよかった」「東北に来てよかった」という意味に変化しているという。東北のいいところを挙げて、画像やツイートをする人たちが増え続けているのだ。
野球の東北イーグルスも勝ち続けている。まだ始まったばかりだが、すごい勢いだ。だが、残念ながら、ぼくは、負ければ酒がまずくなると言うほどの埼玉ライオンズファンなので、あまり東北Gイーグルスにはあまり勝ってほしくない。
東北と言って思い出すのは、かなり前、訪れた「宮沢賢治記念館」、「斎藤茂吉記念館」「伊達政宗の像」などだ。どこも素晴らしいところだった。中でも忘れられないのは、宮沢賢治記念館だ。入り口を入ったところにあった宮沢賢治の写真に見とれた。雨にも負けず、人のために精一杯働いて、やせ細った顔。どのくらい見とれていたかわからないが、そこに突っ立って中も見ることなく、見学時間が終わってしまった。
東北地方の素晴らしさを語るSNSやブログなどのメッセージが増えることはいいことだ。応援したいと思う。