藤の花
昨日は近所の公園を通ってスーパーに行って来た。行ったら、公園の中には藤棚があって、さて、咲いているのかなと思って見てきたのだが、何ともう咲いていた。もうそんな季節が来たんだと少し季節の流れの速さに驚かされる。
梅、桃、桜の季節があっという間に流れ去っていったように思う。それだけではない。11日は昼間の気温が25度以上の夏日だった。半袖の人も多かった。いったい、今は何月なのかと不思議な気分になる。
それにしても、藤の花の美しさは毎年のことだが、感心させられる。特に青空の下で咲き誇っている紫色は、勢いを感じる。花言葉は「恋に溺れる」だそうだが、圧倒されるような花の咲き方に、納得させられる。
藤の花の色というと、「藤色」というが、淡い青色のかった紫色だ。平安時代から高貴な色として尊ばれてきたらしい。日本の伝統的な色だと思いながら、藤の花を眺めていると、この季節の到来を嬉しく感じる。