お寺の黒猫
木曜日も金曜日、家を出ていない。
水曜日に行ったお寺で見かけた黒猫。
人に慣れているようで、近づいても逃げない。
このところ、最低気温は10℃以下、
最高気温も15度ぐらいで、冬のような寒さだ。
紅葉を見たくて、お寺に行ったのだが!
モミジはまだ緑色だ。
冬至を過ぎれば、寒さも厳しくなるだろう。
ふと思うのは、ウクライナの冬だ。
電力インフラが破壊され、
寒い中で過ごす市民のことを思うと、
ぼくら日本人はまだ幸せだ。
ただ、世界はおかしくなっている。
台湾や朝鮮半島の情勢を見ると、
いつ、我が国に脅威が及ぶかわからない、
世界の平和なくして、個人の平和はない。
ぼくに出来ることは世界平和を祈るだけだ。
もうひとつ思うことがある。
黒猫と言えば、不吉な印象がある。
大学生の時、自殺した親友の葬式の日、
窓枠に黒猫がいた。
ひどく不気味に感じた。
と言っても、黒猫に罪はない。
肌や毛色で差別されているようなものだ。
何であれ、幸せに生きる権利がある。
あらゆる生き物の幸せを祈りたい。
そう思って祈るほかない。