日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

大暑

<ノウゼンカズラ>


 23日は大暑、土用の丑の日、高いウナギを買う人が大勢いたという。何だか、異次元の話だ。とはいえ、取りあえず、ウナギが大好きな母の為に、先日、冷凍のウナギを500円で買っておいて、この日、一緒に食べた。


 実を言うと、これまで、ウナギを食べたいと思った事が一度もない。何で、あんな高いものを食べる人が多いのか理解出来ない。今も変わらない。高いだけで、たとえば、穴子と比べたら味は変わらない。


 以前から思っていることだが、自分は味音痴なのかもしれない。ある程度高いものになると、そこから上は、味の違いがわからない。たとえば、500円のワインと、1000円のワインと味の違いがわからない。


 穴子の蒲焼きと、ウナギの蒲焼きと比べたら、どちらも同じくおいしい。その違いがわからない。普通と高級の区別がつけられないということで、これは欠陥なのかもしれないが、もしかしたら、長所なのかもしれない。よく言えば、経済的な舌だ。


 それはさておき、いよいよ「大暑」、あと二週間で立秋だ。暑い中にも秋が近づいている。花や葉っぱを見ていると、ふと感じる秋、蟬はこれから晩夏に向かって泣き続けることだろう。夏は終盤を迎える。猛暑もコロナも戦争も早く終わりを迎えて欲しいものだ。

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