出不精
あまりの暑さに、出るのがおっくうになってきた。少しずつ増えて来た新型コロナも恐いが、熱中症も恐い。とにかくあまり外に出たくない。このところ、三日に一回は夕暮れ時に出ている。それも近場であって、1時間が限度だ。
そんな中で見かけるのはいつもの花、アガパンサスや、マツバギク、ただ、白いアバカンサスはちょっと珍しかった。ほとんど変化のない生活だ。小川に行けば、カルガモが餌を啄み、時々、アオサギやカワセミが見られるというのが楽しみな生活だ。
交通機関に乗れば金がかかるからと節約し、歩ける範囲しか行っていない。店に入れば、コロナが恐い。結局、遠出は一年に一度か二度しか行っていない。まるで鳥かごに閉じ込められたような生活だ。
だが、何しろ、収入が激減しているのだから、仕方ない。人生には耐える時が必ずある。今はその時なのだと思いながら、未来に少しは期待している。コロナパンデミック、ウクライナ情勢、物価上昇など不安材料は多いが、世界はまもなくよい方向へ向かうと信じている。