バラがむすぶ小径
十日前に行った横浜市青葉区の太陽公園にまた行ってきた。白、黄色、ピンク、赤など、色とりどりの薔薇が以前より多く咲いていた。
「バラがむすぶ小径」と名付けられた道を巡りながら、薔薇を愛でる人たちが数人いた。みんなマスクをしていたが、中には、マスクをはずして花の香りを嗅ぐ人もいた。
誰も目もとしか見えないが、楽しそうに談笑しながら歩いている。マスクの下の笑顔が見える。華やかな薔薇の色と香りがみんなを笑顔にする。穏やかな平和を感じさせてくれる。
友人たちと会わなくなって二年と数ヶ月、そろそろいいのではないかと思うが、何故だろうか、会うことをためらってしまう。
誰とも会わなくても別にかまわないという気持ちもある。二年以上続いた習慣は、何だか定着してしまったようだ。
今は、川や池を覗いて水鳥を発見したり、いろいろな花が咲いて季節の変化を見せてくれる公園を歩くのが楽しみだ。