日々是好日 - Seize the Day

煩悩だらけで無力で、罪深い人間の戯言です。

春と雪


 この週末の三日間は、散歩も買い物もしていない。どこかへ行こうと言いながら、なかなかその気になれず、じっとしていた。日曜日は、天気予報で、雪が降ると言っていたが、結局、朝から雨が降ったり止んだりして、寒い一日だった。深夜になっても、雪が降る気配はまだない。


 上の写真は、四日前に撮った写真だ。コブシの蕾がだんだん膨らんで来ている。曇り空に蕾が光っている。花開くのはずいぶん先の話だろうが、それでも、春らしさが近づいているという期待感も少しずつ、膨らんでくる。


 春が近づくというのと、真逆の話だが、明日の朝は、また雪が積もっているという予報だ。春に降る雪と言えば、九州に住んでいた子供のころは、2月立春を過ぎた後、何度も雪が降っていたように思う。雪だるまを作ったり、段ボールを橇代わりにして坂道を滑り降りたりしていた。


 しかし、今、神奈川兼に住んでいて、12月も1月も2月もあまり降らない。ただ、一昨年の2020年は奇妙な年だった。桜が咲いているのにその上に、雪が降った。それも二度だ。3月の14日と29日、桜に雪という面白い取り合わせだったのを思い出す。さて、今年はどんな春が来るのだろうか。少しでも明るい春が来ることを期待したい。

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