寒椿(カンツバキ)
ヤブツバキとサザンカは散歩に出る度に、観察しているが、先日、ちょっと離れた公園に行ったら、こんな花が咲いていて、その脇に木札が立てられていて、「カンツバキ」と記してあった。木の高さは一メートルぐらい。公園の中の歩道脇に生け垣のような形で植えられていた。
weblioによれば、「サザンカの園芸品種。12月から2月に紅色の八重の花が咲く。関西では獅子頭と呼ぶ」とある。また、別のサイトで調べると、花言葉は「謙譲、愛嬌、申し分のない愛らしさ」だ。
白やピンクもあるらしいが、この日はこの赤色しかなかった。この暖色のカンツバキは、寒さとコロナで冷え切った心を温めてくれるようでいい。ヤブツバキの花はまだ咲いていないが、まもなく、真っ赤な花を咲かせてくれるだろう。
この二年間の散歩は、ほとんど同じ場所を歩いているだけだが、季節によって、また、天候によって、それぞれ違う様相を見せてくれる。どこに何の木があるかわかって来た。今ごろ、あの木はどういう様子だろうかと家にいて、想像するのも面白みの一つだ。