椋鳥-春とコロナ
この鳥、はっきり見えないが、嘴と足が橙色をしているところから、椋鳥(ムクドリ)のようだ。ムクノキの果実を好むから椋鳥というらしい。鳥や花を見ながら、過ごしていると、春らしさを感じる。
まもなく立春だ。その前に、二月一日は旧正月、中国では春節、ベトナムではテトだ。大勢の人が移動し、大変賑わう時節。日本でも、梅に春を感じ、梅見にでかけたくなる。だが、コロナの事を考えると、移動する気分になれない。
コロナ感染者数は日々最高を記録し続けている。26日のコロナ感染者数は全国で7万人を越えたという。すごい感染力だそうで、どこで感染するかわからない。重傷化はしないというが、死者数はこの2、3日で急に増えて来ている。
確かに春は近い。日が長くなり、少しずつ暖かくなってくる。季節の春は一歩ずつ近づいているが、同時にコロナ禍の不安もつのってくる。プラスの気分とマイナスの気分が同居して、落ち着けない春だ。