「今年の漢字」
13日午後二時、清水寺で「今年の漢字」が発表された。
スマホでこのニュースを見て、あまりの意外さに驚いた。
これまでの「今年の漢字」の中でいちばん意外感が強い。
予想する中で、「金」という漢字はまったく思いつかなかった。
少なくとも自分にとって、「金」は縁遠いものだ。
今年のオリンピックは今まで以上に興味がなかった。
よくわからない種目で少女が金メダルを取るとか、
オリンピックは何かが違ってきている。
「時代は更新される」ということだろうか。
何だか、「今年の漢字」という行事が虚しく思えた。
今年、感じたことは、「金メダル」より、貧しさだ。
貧しい日本に金はまったく似合わない。
もちろん、これは自分一人の気持ちなのかもしれない。
お遊びで金メダルが取れる時代になったなんて信じられない時代だ。
どうやら、「令和」はもう「自分の時代」ではないらしい。